宇宙童話 双子星からきた少年 Ⅶ
★○愛のエネルギー○★
《創造》に必要なエネルギー
たましいが成長するために
宇宙のバランスをとるために
君の宇宙が誰かの宇宙によい影響を与えるために
《愛のエネルギー》
はとても大切なものなんだ。
《創造》するときに《愛のエネルギー》を使わなかった場合、どうなるか少し話しておくね。
君が肉体にいる間に《創造の種》を無意識でも意識でもまいているよね。
感情、態度、表情、言葉……
それを《愛のエネルギー》ではないエネルギーで表現し続けると、君のエネルギーはどんどん愛のエネルギーから遠のいてしまう。
愛のエネルギーから離れていくと、
感情なら悲しかったり、怒ったり……
表情なら暗くなってしまったり、泣いてしまったり……
君もだけれど、その君を見たまわりの人もきっと同じような気持ちになるね。
君はすべてと繋がりあっているから。
君が悲しいとまわりの人も悲しい気持ちになる。
君が怒っているとまわりの人もイライラしてしまう。
そう、影響を与え合っているから。
そのような状況から学び合うこともできる。
だから、悲しかったり、怒ったりすることも経験なんだ。
でもね、感情をそのままにしてしまうと、どんどん愛のエネルギーから遠く遠く離れてしまい、同じような気持ちになることが増えてしまうよね。
君はさらに悲しくなってしまう。
そんなとき、必ず君に気づいてというサインはくるんだよ。でも、それでも気がつかないままだと……
たましいに元気がなくなってしまうんだ。
たましいが元気がなくなると、君が君らしく過ごせなくなるんだ。
たましいに戻ったときに、君はどこからきたのか道に迷ってしまうこともある。
そして、ここからが大切なんだけどね。
愛のエネルギーがあまりにも少なくなってしまうと、肉体に入ることもできなくなってしまうんだ。
肉体に入っている間にたましいの世界を作り出していると話したの覚えてくれてる?
たましいに戻ったときに、君は君の作った世界に生きるんだよね。
もし、もっと素敵な世界にしたかったら肉体に入って、またたましいを成長させる。そして、たましいの世界をまた作り出していくんだよね。
じゃあ、肉体に入れなくなってしまったら……
ずっとその世界で、しかも君のたましいの故郷に戻れないまま……
そんなことにはなりたくないよね。
こう想像したらわかりやすいかな?
とっても寒い日。
君はコートも着ずに外にいて、外は明かりもなにもなくて、ここがどこだかわからない。
声も出せずに、誰もいない。
君は寒くて寒くて、あたたかい場所を探すけど、まっくらで何も見えない。
……どう?
そんな世界、行ってみたい?
住んでみたい?
*** *** *** ***
★◯お互いを支え合う◯★
君はすべてに影響を与える存在。
君が誰かを悲しい気持ちにさせてしまったり、わざと怒らせてしまったら……
君はどんな世界をそのとき創り出しているのかわかるかな?
感じてみて。
君はそんな気持ちにさせることをしたいかな?
肉体に入っている間は、たましいを成長させるチャンスなんだ。
それぞれのたましいの成長をお互いに支え合おうよ。
僕たちの星と双子星の地球は、お互いに共鳴し合う星の仲間。
《いいエネルギーはお互いにいい影響を及ぼすんだ》
覚えておいてね。
《君たちだけの地球ではないことを……》
*** *** *** ***
★◯僕が地球にきた理由◯★
僕がここにきたのはね、君たちに思い出して欲しくて。
君たちがどんな存在かということを。
肉体に入っている間に大切なこと。
《波動を高める》
《愛のエネルギーを使って創造する》
もっと分かりやすく言えば、悲しんだり、魂が泣いている人に愛を送ることなんだ。
この星にくる前に、ガイドと話したこと覚えているかな?
どの魂にもガイドスピリットがいるのに、その存在にすら気がつけなくなっている。
それはね、波動がうんと落ちてしまったからなんだよ。
波動が下がると君たちの星、地球で起きる出来事が変わっていく。
そして、僕たちの星にも宇宙全体にも波紋のように広がるんだ。
《転生》の話をしたよね。
この三次元に存在する星には、とてもユニークな体験をするためにたくさんの魂が転生をくりかえして生まれてきている。
でも、そういう魂だけがきているかというとそうではないんだよ。
僕たちの星、地球の双子星からもたくさんの魂が降りてきているんだ。
《ただ愛のために》
この地球を愛で満たすためにここにきているんだ。
愛で満たすってどういうことかというとね。
《忘れてきたたましいの記憶が戻ってくる》
自分自身ともつながり、ガイドスピリットとの関係も復活する。
愛のエネルギーが薄いベールを取り除いてくれるんだ。
そうすると、たましいの成長は加速していくんだ。
愛のエネルギーは宇宙のエネルギーの中でもとても浸透するパワーが強いんだ。たましいに響くということ。
愛のエネルギーで君たちも君たちのまわりにあるものすべてを包んであげるとね、たましいの世界から見ると虹色にきらきら輝いて見えるんだよ。
とってもきれいなんだ。
どんな景色かイメージしてみて。