梅雨の概念が変わる悲しさを祈りに代えていく。
早朝、目が覚めて窓の外を見たら
何日かぶりに青空が垣間見れる風景に
なんだかほっとした。
梅雨の時期といえば、、、
雨の中にしっとりと佇む紫陽花、
カタツムリ・・
美しく豊かに水分をまとう植物たち・・
優しく静かな雨音・・
そんなきれいな景色と音が
子供の頃からずっと好きだったし
しとしと降る雨音に耳を澄ませているうちに
瞑想的になったりするのも好きだった。
でも今は、梅雨の季節といえば
豪雨、災害に結びつく時代に
なってしまった。
今の子供達の心には
梅雨はそんなイメージとして
保存されるのだろうか。
その事がとても悲しいし、切ないし、
そして怖い。
なんとかしなければと思う。
少なくとも、
悲観し、恐れているだけでは何も変わらない。
意識のちからを利用しようと思う。
心からの思いで真摯に祈る
という事のパワーを
あなどってはいけない。
それが恐れだろうが愛だろうが
人間が発する意識は瞬時に放たれ、
どこかに到達する。
そして、その場所から
何かに対して
作用するちからになる。
だからこそ、
悲観し、恐れるばかりでいてはいけないのだ。
恐れ、悲観、絶望の中に
滞在し続けるくらいなら
さっさとそこから抜け出して、
愛の中で祈る事だけはやめないでおこうと
想いを新たにする朝だ。
ああ、セミが鳴き出した。
夏の季節の到来を感じる。
このまま、
早く梅雨が明ければいいのに。
今年ほど、そう望んだ事は無い。。