#20 介護が少し落ち着いてきた頃に・・

なんもない主婦が起業するストーリー20です。

前回はこちら

突然始まった両親2人の介護

父はどんどん認知症が進み
目も見えなくなっていった。

一方で母は順調に回復して
リハビリも進んでいった。


気がつけば半年くらい経過して
毎日、面会には行かなくて良くなってきた。


コーチングの仕事は
月に1回の交流会の仕事を通じて
少しずつお客さんが増えていった。


小さいながらも
好きなことを仕事にしていくことができた。



ここまでお読みの皆さんは
覚えているだろうか？


私がコーチになる前の話


最初に私がコーチングを受けた時に
マイコーチに話していた夢


「アメリカのセドナに行きたい
そこでクライアントさんにパソコンを通じて
セッションをしたい」



介護が始まり少し落ち着いた頃


交流会の主催会社の社長さんが
セドナに行くツアーの企画があると
誘ってくれた。



ちょうどその時
母は通常の病棟から
リハビリ専門病院に移ったので
民間の保険会社にかけていた
入院保険が入金になった。



母が介護のお礼にとその保険金の一部をあげると言ってくれた。


私は母からお金をもらうことに慣れていなかった。


口うるさい母のいうことを聞くのが嫌で
自立心が育ち、高校生の頃からバイトをして
その時から今まで、お金をもらうことを拒否し続けていた。



友人に相談すると
「もらうべき」
と、口をそろえて言われた。


違和感はあったが、それをもらってみることにした。


そしてそのお金を使って
セドナに行くことにした。



夢は時々
少し望まない形で叶うことがある。



ツアーはラスベガス&セドナだった。


私はラスベガスのホテルでスカイプを繋ぎ
クライアントさんとおしゃべりをするという夢を叶えた。



私は、介護を乗り越えた先で夢を叶えた。


続く・・。

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