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現代とターミネーターと

昨日は『ターミネーター:ニュー・フェイト』を観てきました。(以下内容についてそんなに詳しくは書いていません。)


いろいろな意味で現代らしいなあと思いました。ダニー役のナタリア・レイエスさんが成長していく様がかっこよかったです。昔のサラとかぶりますね。

「ターミネータ2の正当な続編」とありましたが、個人的には2のことはあまり考えないほうがいいんじゃないかという気もしました。ここは人によってすごく分かれそうだな~と思いましたが、 どちらにしても一つの作品として観てすごく面白いと思います。ターミネーターの象徴的な要素は満載でそれも楽しめます。

さて、最近はニュー・フェイトを観るにあたり、ターミネーターシリーズなどを見返していたこともあって、AIの未来についてこのところよく考えていました。昨日もそんな話を書きましたが。

映画や小説だと、さらっと、「AIも人間と暮らすうちに人間に近い感情を抱くようになる」みたに描かれたりするけれど、そのメカニズムはぼんやりしていて、そこが重要なんじゃないかという気もするのですが。

人間のホルモンの作用が再現されているのか、データの蓄積によって、表面上「らしく」なるのか。

でもまあ、人間に置き換えても、ホルモンの作用も個人差があるし、経験も思考も違うし、日々「ええ?そんな行動するなんて考えられない!」というような事件も耳にしますよね。

何が感情を形成していくのか、それはどう変わっていくのか、考えれば考えるほどドツボにはまりますね。

AIを考えるということは、結局人間自身を考えることなんだなと思いました。

AIが感情を持つ構造って、最初はものすごくシンプルで、人間もそうだったなはずなのですが、今人間はどうしてそれを複雑にしてしまっているのか。

整理したほうがいいのは、目に見えるものだけじゃないよなと思います。

今は『ブレードランナー2049』を見始めました。

だんだん日も短くなってきたし、この冬は映画をたくさん観たいです。



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ナカヤママリコ
いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。