元ファイナンシャルプランナーのビューカードマニュアル
#クレジットカード #クレカ #ビューカード #お金 #ビジネス #ライフスタイル
みなさん私のnoteを見て頂きましてありがとうございます。
今回はクレジットカードのお話です。その中でもJR東日本の100パーセント子会社が発行しているビューカードを紹介させて頂きます。
■クレジットカードの運用とは
①カード利用者が実店舗やECサイト(ネットショップ)等で買い物をしてクレジットカードで支払いをする。
②クレジットカードで支払いを受けた実店舗やECサイト(ネットショップ)等は、カード会社に請求をしてカード会社が利用者の支払いを一旦立て替える。
③カード会社は、一旦立て替えた実店舗やECサイトからの請求金額を後日、カード利用者の登録口座(クレジットカード加入時に登録する)から引き落としする。
基本的に上記、①~③のフローでクレジットカードは成り立っています。
ちなみにビューカードは月末〆切、翌々月4日の登録口座からの引き落としです。(4日が土日祝日の非営業日の場合は、翌営業日の平日の引き落とし)
例
・7月10日に洋服をビューカードで買った。→9月4日の引き落とし。
・9月25日にビューカードからSuicaへチャージ。→11月4日引き落とし。
・10月15日にビューカードで食事代を支払った。→(12月4日が日曜日の場合)12月5日引き落とし。
■ビューカードのカード利用限度額
・ショッピング゙枠 一般的な買い物
・指定商品枠 Suicaへのチャージ等
・キャッシング枠 現金を借り入れ(現在、新規カード申し込みでの取り扱いなし)
ビューカードの利用限度額は約2ヶ月でカードに定められた限度額となります。利用可能額は引き落とし日の翌日戻ります。
例
・ショッピング枠の限度額20万円の場合
①8月はショッピング枠から15万円利用。8月利用分の口座からの引き落としは10月4日。利用可能額は10月5日に戻る為、9月1日~10月4日まで利用可能なショッピング枠は5万円となる。
②9月はショッピング枠から3万円利用。
③10月5日以降は8月に利用したショッピング枠15万円が戻って17万円利用可能となる。
①20万円(ショッピング限度額)-15万円(8月中のショッピング枠でのカード利用)=5万円(9月1日~10月4日まで利用可能なショッピング枠)
②5万円(9月1日~10月4日まで利用可能なショッピング枠)-3万円(9月中のショッピング枠からの利用)=2万円(10且4日までの残りのカード利用可能額)
③2万円(10且4日までの残りのカード利用可能額)+15万円(10月5日以降は8月に利用したショッピング枠が口座から引き落としされて戻る)=17万円(10月5日以降のカード利用可能な金額)
■おすすめのビューカードの種類
◇ビューカードの基本的なポイント付与条件
クレジットカード利用金額1,000円(税込み)につき5ポイントJREポイントが貯まる。
JR東日本の窓口でのきっぷや定期券、JR東日本国内ツアー商品の購入、Suicaへのチャージ等の利用で1,000円(税込み)につき15ポイントJREポイントが貯まる。
JREポイントは1ポイント1円としてSuicaへチャージ、商品券、所定の品物と交換可能。
・ビックカメラSuicaカード(Suica機能あり・定期機能なし・年会費税込み515円)
メリット
①1年に1回でもカードを利用(買い物・クレカ払いでのSuicaへのチャージ・公共料金の支払いで可)すると次年度の年会費無料。(初年度年会費は元々無料)
②買い物をした時にクレジットカード利用金額1,000円(税込み)につき5ポイントJREポイントが貯まるという条件に加えて、ビックポイントも1,000円(税込み)につき5ポイント貯まる。(JR東日本の窓口でのきっぷや定期券、JR東日本国内ツアー商品の購入、Suicaへのチャージ等の利用の場合は、1,000円(税込み)につきJREポイントが15ポイント付与のみでビックポイントの付与は対象外)
デメリット
①Suica機能はあるが定期機能が無い為、定期券として利用したい場合は、駅で販売している記名式のSuicaとビックカメラSuicaカードをリンクさせて利用する(クレジットカードとSuicaカードを2枚持ち歩くことになる)か、モバイルSuicaのアプリを利用してスマホ上で定期券を利用することになる。
②家族カード作成不可。
・JREカード(Suicaと定期機能ありなし選択可能・年会費税込み515円)
メリット
①ポイントの付与条件は、ビューカードの基本的な付与条件と同内容だが、JREカード優待店、ショッピングサイトJREMALLでのクレジットカード利用の場合は、1,000円(税込み)につき35ポイントJREポイントが付与される。
②Suica・定期機能のあり・なしを選べて用途に選べて利用可能。
デメリット
①家族カード作成不可。個人で利用する場合は、ポイント付与率は、JREカード優待店、ショッピングサイトJREMALLでの優遇がある為、ビューSuicaカードの上位互換と考えることが出来る。
・ビューSuicaカード(Suica機能あり・定期機能あり・年会費税込み515円)
メリット
①JREポイントの付与については、ビューカードの基本的なポイント付与条件と同内容だが、家族カードが作製可能(審査あり)な為、配偶者(妻)等の家族カードを作製すれば複数人でカード利用が出来てJREポイントも貯めることが出来る。
・ルミネカード(Suica機能あり・定期機能あり・年会費税込み1,030円)
①JREポイントの付与については、ビューカードの基本的なポイント付与条件と同内容。ルミネでの買い物が5パーセント割引になる。
デメリット
①他のカードと比べて年会費が次年度以降1,030円と割高。ルミネで年間20,600円以上利用する予定がある場合は、20,600円×5パーセント=1,030円で年会費分の元を取れる。
◇おすすめのビューカードの種類まとめ
基本的にSuicaへのチャージや定期券の購入のみで、後は多少買い物をされるぐらいの利用の方を筆頭に1年に1回のクレジットカード利用で年会費が無料になるビックカメラSuicaカードをおすすめさせて頂きます。
どうしても1枚のクレジットカードで定期機能も利用したいという方は、JREカードまたはビューSuicaカードになると思います。
(個人の主観ですので、実際にビューカードを選ぶ際は、参考程度にお願いします)
■ビューカードで主に出来ること
・クレジットカード利用
・Suicaとしての利用(Suica機能ありの場合)
・オートチャージ(設定ありの場合)
・国内旅行傷害保険(ビューカードできっぷや旅行商品を購入した場合に限られ、保障される範囲も改札を入ってから出るまでという制限あり)
・海外旅行傷害保険(きっぷや旅行商品の購入、改札を入ってから出るまでといった適応条件はなし)
・貯まったJREポイントを利用しての、Suicaへのチャージ、商品券・商品等への交換
◇オートチャージの利用方法と利用範囲
オートチャージの設定をするかしないかは加入時に選択可能。設定をする場合は、改札通過時にSuicaの残高が1,000円以下になると自動的に3,000円チャージされる様になる。(金額は駅にあるビューアルッテというATMで変更可能)首都圏のSuica・PASMOエリア、及び仙台エリア・新潟エリアでオートチャージの利用可能。上記のエリア以外では基本的にSuicaでの通過は可能な為、駅の券売機やモバイルSuica等で手動でSuicaへのチャージが可能な場合は、改札の通過は可能。)
◇ビューアルッテ(JR東日本に設定されているビューカードのATM)」で主に出来ること
・貯まったJREポイントから1ポイント1円でSuicaへチャージ
・ビューカードとSuica機能のみのSuicaカードのリンク(リンクさせたSuicaにオートチャージが出来る様になる)
・オートチャージの設定金額の変更(Suica残高が〇円以下で〇円チャージされるという金額の変更)
・カード利用額の繰り上げ返済(最初の内は利用方法についてはカード会社へ問合せして確認をした方が良いかもしれません)
*ビューアルッテでの手続きにはカードの暗証番号の入力が必要な場合もありますので、事前に確認の上で手続きをお願いします。操作方法の不明点については、備え付けの白い受話器にて確認可能です。
■モバイルSuicaの利用について
モバイルSuicaのアプリをダウンロードしてアプリ上でSuicaを発行し、支払い先としてビューカードを登録することで、クレジットカード払い・Suicaの利用・オートチャージ・定期券の利用がスマホ上で出来る様になります。チャージや定期券の購入でアプリから登録したビューカードを利用した場合は、1,000円(税込み)につき15ポイントJREポイントが貯まる。(iPhone7以降の機種で利用可能)
■JREポイントを効率良く貯めるには
Suicaにチャージすることで1,000円(税込み)につき15ポイントJREポイントが貯まる為、Suica払い可能なコンビニ等では、クレジットカード払いではなく一度ビューカードを利用してSuicaへチャージ後にSuica払いで買い物をするとJREポイントが効率良く貯まる。(通常の買い物をビューカードで支払うと1,000円(税込み)につき5ポイントJREポイントが貯まるのみとなる為)
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