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共生とは。を考える。


暮らしに纏わる仕事をしている中で、
今の暮らしから抜け出したい。なかなか家の中を片付けられない。なんとかしたい。そんなお声を多くいただきます。私は思うのですが、そういった方々は決して『だらしない人』ではない。そもそも自分たちの住まいに人一倍愛着を持っていたり、もっとこうしたいっていう想いが強かったり、自分に厳しかったり。総じて、その住まい(暮らし)をもっと快適にしたい!って強く思っている方々だな。と話を聞いていて思います。息苦しさを感じているのは、向上心が強いからかもしれない。たくさんの情報と"自分"を比較しているだけかもしれない。

自分はダメだ。と"ダメレッテル"を自分自身に貼り続けて生きていくのはとても苦しいし悲しい。

そんな方々のお手伝い、実質的な改善がしたくて片付けの仕事をしていました。今は"食"をメインとしたお仕事が多いですが、引き続き#暮らしマイスターとしてセミナーなども行っておりますので是非足を運んでいただければ嬉しいです。


shironeriもリライフもただの飲食店でなければ、ただの雑貨屋さんじゃない。かと言って相談所、公民館でもない。でも、『会話』を大切にして、排他的でない優しい空間にしたいと思っています。力になれることは何か一緒に考えていきます。


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話変わって。

最近shironeriには妊婦さんや小さなお子様連れのお客様が多くて癒されています。ありがたい。もちろん赤ちゃんは泣く。子供はぐする。静かに過ごしたくて嫌な気持ちになる方も正直いらっしゃるかもしれない。

そんな中、最近こんな事がありました。

先日来てくださった赤ちゃんを連れたママが帰り際、周りいたお客様に『騒がしくしちゃってすみませんでした。』と伝えていて。その言葉に対して、そこにいらしたお客様がママにこう言いました。

【全然いいのよ。若い人たちが集ってくれて、赤ちゃんが大きな声で泣けるお店がこの街にあることが嬉しいわ。そういう街で暮らしたいの】と。

おそらく私にも聞こえるように言ってくれいたと思うと、赤ちゃんの泣き声に紛れて思わず泣いてしまいました。

“赤ちゃんが泣くのは仕事だからママが謝ることじゃない。"

そんな声もあるかもしれない。でも私は、"ありがとう"とか"ごめんなさいとか"とか言い合える事はいいと思う。誰かの我慢や、誰かの配慮が何もなく幸せなまちづくりはあり得ない。幸せな暮らしもない。私はそう思います。

誰かが誰かの為に、考えて行動している。それがちゃんと理解し合える空間。それが心地よいと思う。
泣いてるんだから謝る。それが正解か不正解か。そんな議論がしたいんじゃないし、正直それはその人が決めることだからしたいようにでいいと思う。
因みに、走り回っていてお店の物が壊れるような行動をしているお子様を放置するような事があれば、それを容認はしていません。ただ、そのような事をするお客様がご来店された事がないのでトラブルもありません。ありがたい事です。マナーは大事だと思っています。


私もたくさんの人の配慮のおかげで母になり、母をさせてもらえている。当たり前じゃない1日1日を過ごさせてもらっている。だから、何か喜び優しさを感じたなら『ありがとう』で締めくくってもいいんじゃないかな。ってそう思います。

最近、働きながらお客様方からたくさんの学びや考える機会を与えてもらえる事が多かったので想いを綴ってみました。

これからも、排除じゃない、配慮し合えるお店であり続けるためにお客様と共に考えていきたいと思います。いつもありがとうございます。

pS.
あの日たくさん泣いてくれたきみへ👶
あなたのおかげで大人たちが考える機会をもらったよ。
私は優しい言葉をもらえたよ。ありがとうね。

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☕️shironeri cafe&雑貨店
@shironeri_unstandardlife
⭐︎営業日は投稿のカレンダーをご確認下さい。ハイライトの【calendar】にも保存しております。
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🔻shironeriから車で5分!
昨年姉妹店がOpenしました!

🏠リライフSHOP
open:11-17
TEL: 0952-37-5315
📍佐賀市水ヶ江6丁目4-11 田島株式会社敷地内
駐車場有
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🍳@h_unstandardlife
👩‍💻@m_unstandardlife

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