「七つ屋志のぶの宝石匣1」を読んだ中二女子の感想
とっても面白かったです。
宝石関連の漫画だ!とおもって読んでみました。
内容も面白いですし、宝石に関しても色々書いてあります。
アウイナイトとかブルージルコンなんかは宝石中心だった本にも出てこなかったもので、ストーリーに必要だったから入れられたのかも知れませんが貴重な知識でした。
まず、本編の一ページ目に出てくるのがレッドベリルなんです。
初心者ながらも鉱物好きとしては興味をそそられます。
そして出てくるのがブルージルコン。
巻末の宝石リストの写真に目を奪われました。
青みがかった、雪の結晶みたいな宝石なんですね。
キラキラで、個人的には無色透明のダイアモンドよりも好きです。
この「1巻に登場する宝石リスト」というのが素敵です。
写真が載っていない専門書だと、気になったものを覚えておいて後で写真を探さないといけないんですよ。
ところがこの本では「1巻に登場する宝石リスト」があるからパラパラっとページをめくるだけでいいんですよね。
マンガだけでなく宝石について学ぼうとする方でも楽しめる、とても素敵なおまけです。
それから内容に関してなんですが、もう本当にとっても面白いです。
志のぶちゃんと言う江戸時代から続く質屋の跡継ぎの女の子が主人公なのですが、恋愛とかオシャレに全然興味がなくて、本当に現代の女子高生なのか疑われるほどの子なんです。
こういう子ってむしろモテるんですよね。隠れファンが多いというか・・・。
まぁそれは置いておいて、おじいちゃん、おばあちゃん受けが物凄くよさそうな子なんですよね。
うちの母は気に入っていました。
そしてこの志のぶちゃん。
宝石の「気」を見る能力を持っているんですよ。
それでその質屋が守られているようなものなんですが、この志のぶちゃんの婚約者「顕ちゃん」が志のぶちゃんの能力を信じないんです。
もうモヤモヤするというか腹が立つというか、じれったいです。
志のぶちゃんが「これはヤバいよ」と言った宝石は大体裏に何かあるのに宝石だけ見て買い取っちゃうし・・・。
まぁ、普通の人間はみんなそうだとは思いますが。
とにかくキャラクター皆が面白くて、宝石についても知ることが出来る「七つ屋志のぶの宝石匣」。
是非読んでみてください!