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スター☆トゥインクルプリキュアを語りたい㉙

第29回

こんにちは、わじゅもです。

スマホの画質が終わってて、「7年目だし買い替え時なんだろな」と思ってフィルムをはがしたら画質が10倍は良くなりました。まだ戦えそうです。

(↑前回のnote)

第28回でTI編は終わり、と見せかけて。

トゥインクルイマジネーションって実は秘密があったわけですね。これ語らずしてTI編は締められないよと思っております。

今回もどうぞよろしくお願いします。


TI編 延長戦

プリンセスたちのヒメゴト

無事に5つのトゥインクルイマジネーションを集めることができたプリキュアとフワ達。報告にスターパレスに向かうわけです。

初見の時は、「きっと報告に行ったタイミングでノットレイダーが攻めてくるから、彼らとの最終決戦が始まるんだろうな」と思って見ていました。

半分正解といったところでしたね。

ついに正体を現した黒幕”へびつかい座のプリンセス”がすべての真相を語るわけです。


※今更ですけどここから大ネタバレなので注意


へびつかい座のプリンセスが伝えた真相

・へびつかい座のプリンセスはもとはスターパレスで他のプリンセスと一緒にいた。

・宇宙は13人のプリンセスたちが創造した。

・生物のイマジネーションの起源はプリンセスたちのイマジネーション。

・プリンセスのイマジネーションの半分は”器”であるフワに、もう半分を生命に与えた。

・それぞれの星に残る12星座の記憶はイマジネーションのチカラを分け与えたことの名残。

そして最も重要な事実、プリンセスたちがプリキュアたちにトゥインクルイマジネーションを集めさせ理由。

”へびつかい座のプリンセスをこの宇宙から消し去る儀式を行うために、プリンセスたちのイマジネーションのチカラを全宇宙から集めさせた”

ということ。


(え、情報量多すぎじゃない?)


そもそもへびつかい座のプリンセスがスターパレスを追い出された理由は、他12人のプリンセスと対立してしまったためです。

与えるべきではないと主張するへびつかい座のプリンセスと、与えてみたいと主張する12人のプリンセス。数的有利を取られマイノリティとなってしまい居場所を失ったわけです。


とはいえ、へびつかい座のプリンセスの「与えたイマジネーションが歪んで宇宙の調和が乱れるリスクを回避したい」という意見は間違っていないと思うのです。

むしろ結果を見るとへびつかい座のプリンセスの悪い予感は的中しており、イマジネーションが争いや対立を生んだのです。


つ・ま・り


プリンセスたちの本当の目的は、

”マイノリティ無視してたら自分たちヤラカしちゃったから、とりあえず対立関係にあるへびプリちゃん消しちゃお!でも私たちが動くとへびプリちゃんが勘付いちゃうから、プリキュアに儀式の道具を集めさ~せよ☆”

ってことです。

(脚色しすぎ?)


何も考えずに見ていたら、どう考えても宇宙を消そうとするへびつかい座のプリンセスは完全な悪者になるわけです。

が、状況を整理していくと、へびつかい座のプリンセスの行動は責任感が強いが故の行動なのです。

創造主としてミスの責任を取ろうとしたわけです。ただその方法が少々強引だったのが良くなかったって話です。そりゃ急に「宇宙を消去します」と言われたら、誰も受け入れられません。プリキュアや星空連合たちの、へびつかい座のプリンセスの”宇宙を消去する”という考えに反発するのも当然です。

「じゃあ結局のところ悪者って誰なの?」となった時に、へびつかい座のプリンセス側か12人側かどちらとも言えません。

ただ、へびつかい座のプリンセスの「宇宙消去する」という一点がやばすぎて、またしてもマイノリティになってしまったのです。

(なんだかへびつかい座のプリンセスが報われませんね)

結果として悪役となったへびつかい座のプリンセスですが、完全な悪者ではないわけです。きっとここがスタプリを名作と評価するか駄作と評価するかの山場だったのかなと書いていて思いました。


今回触れ切らなかったことも含めて、次回から最終決戦について語っていきますね。


キラやば~っ☆

わじゅも


(↓参考文献)


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