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スター☆トゥインクルプリキュアを語りたい⑳

第20回

いかがお過ごしでしょうか、わじゅもです。

寒いのが得意ではないので朝起きるのが辛かったのですが、暖房のタイマーを起床30分前に入れておくと起きるのがかなり楽になりました。

冬の朝が苦手なみなさんぜひお試しください。

(↑前回のnote)

今週から書き始めたTI編ですが、お察しの通り、予定通り(?)、5日間では終わりませんね。

まあ・・・今回もよろしくお願いします。

TI編 ③セレーネ  前編

月よ輝け☆まどかの一歩!

・まどかさんとお父さん
→秘密を知る者と秘密を探っていた者

・(観星中の金星!良い後輩!)

・香久矢家を導くための行動
→果たしてまどかさんのためなのか

・That's one small step for man, one giant leap for mankind.

・緊張感のない宇宙人たち
⇔張り詰めるお姉さま方

・父や周囲のおかげで輝けているだけ?

ガルオウガvsセレーネ
→「すべてを捧げる」とは(後述)

・自身では輝けないと決めつけていたセレーネが自ら光の輝きを放つ時

・光の下へ一歩踏み出すまどかさん

・That's one small step for a man, one giant leap for mankind.


対立の存在

今回に限った話ではないですが、TI編では意見が対となる者同士のぶつかり合いが多く見られます。互いに互いを悪と認識するコスモとアイワーン。異星人は裏切ると考えるカッパードとそれを否定するミルキー。対立の存在がTI編のカギとなるわけです。

今回で言えば”強さ”に焦点を当て、ダークネストの力を得たガルオウガの語る強さと、周囲によって輝く(力を得る)ことができたセレーネの強さが対立するわけです。

対立関係の先にあるものとは何か。


香久矢まどかという人物

前生徒会長であり、弓道の達人。
香久矢家という名家に生まれた女の子。

これだけの肩書や実績があるにも関わらず、自ら輝けるほどの力は持っていないと自己評価していたのです。

よく言えば謙虚、悪く言えば自信がない

名家出身が故の謙虚さと言ってしまえばそれまでですが、まどかさん自身の弱さとして自信のなさがあったのではないでしょうか。

裏付けというとやや肉薄かもしれませんが、TI編ミルキー回でまどかさんのお父さんは、政府が宇宙人の存在を否定する中で「必ず尻尾を掴む」と言い切り自分を信じて貫いていたわけです。

つまりまどかさんの謙虚さ(自信のなさ)は香久矢家で受け継がれてきた気質ではないのです。


天宮えれなという人物

学校で輝きを振りまく人気者。
常に笑顔を忘れず、みんなを照らす存在。

香久矢まどかの対となる人物。

まどかさんいわく、自ら輝くことはできないと嘆く自分を照らしてくれたのがえれなさんです。

しかし、えれなさんはまどかさんが自らの輝く力を持っていると信じているのです。笑顔を大切にする人間が笑顔が眩しいと称賛するほどの輝きを、まどかさんは持っているはずなのです。

同級生として、共に戦うプリキュアとして、思い悩む様子を見て手を差し伸べたのでしょう。

ただ、

これがまどかさんとしてはまたしても眩しいのです。

父の導きによってこれまで得てきた輝き。
悩みを聞いてくれた友の持つ輝き。
背中を押された時に向けられた強い輝き。

それを直に浴びせられるわけです。えれなさんの言葉に微笑み返してはいたものの、自分と対する存在と自分を改めて比較してしまったのではないでしょうか。

周囲からも太陽と月と言われる2人なだけあって、まどかさんとしては心苦しいものがあったのではないでしょうか。

そんな対立存在との差に悩んでいる時に、別ベクトルで対立存在にいるガルオウガが襲来してくるわけです。

心中穏やかではないですね。

(次回へ続く)


キラやば~っ☆

わじゅも

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