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「短編小説2024」ミニドラマ第🕔章過去と未来の狭間 最終回

「過去と未来の狭間」


最終回 過去と未来の自分へ


⌚️2010年7月1日⌚️

ヤマト17歳「先輩!!!待ってました。」

ヤマト「ああ、ついにこの日が来た。
俺たち約束したあのことわかってるよな?」

ヤマト17歳「はい。ミクさんが亡くなった世界
じゃなくて、生きている世界へ」

ヤマト「もちろん他の人全員もだ。」

ヤマト「10分後大地震が起きる。全員も
避難できるように声をかけて準備をしよう!」

ヤマト17歳「防災は数時間前からみんなに
こえをかけときました!!」

ヤマト「助かる。俺たちも急ごう!」

地震「(サイレン)地震発生避難してください。」

おじさん「おい!津波が押し寄せてきてるぞ!」
おばさん達「急いで高台へ逃げましょう!!」
一般人達「やばいぞ!!(走る音)」

子供(6歳)「うわあ!(滑って転ぶ)」

ヤマト「大丈夫か!?(その子のところに行く)」

ヤマト「(当時の様子を想像)」

当時の様子

ミク17歳「(滑って転ぶ)」

ヤマト17歳 「ミク!大丈夫か!?」

ミク17歳「(い、痛い。足を大出血)」

ヤマト17歳「おんぶするから急いで行こう。」

ミク17歳「私のことはいいから。行って」

ヤマト17歳「ほっとけれるわけないじゃん!
はやく!もうすぐ津波が押し寄せてくるよ!」

ミク17歳「もう私も無理!ヤマトだけでも生きて
お願い。ヤマト行きなさい!!!」

ヤマト17歳「ミク......絶対生きて待ってるよ。
先に行くからね!!!」

ミク17歳「うん(泣)」

想像後

ヤマト「だめだ。今度は助けるんだ。」

子供(6歳)「ママ(泣)パパ(泣)」

ヤマト「おんぶしてやるから捕まれ!!!」

ヤマト「(子供をおんぶして高台へ)」

ヤマト「(走る音)」

津波が流れる音

おじさん「少年!こっちだ!!急げ!!」
おばさん「坊やこっちよ!」

一般人達(みんな避難はできたか??)

子供(6歳)「お兄さん泣、お兄さん泣」

ミク17歳「ぼくどうしたの?」

子供(6歳)「お兄ちゃんいない」

ミク17歳「え?そういえばヤマト君達がいない。」


次の日 ⌚️2010年7月2日⌚️

ニュースです。都心町大震災の大災害で
丸一日が経ちました。そして死亡者数
死者2名を確認。死亡者の名前は
ヤマト君(17)と名前不詳の(30代以上)
男性2名が遺体で確認されました。
ヤマト君に関しては、大地震が起こる前
防災無線で人々の声かけをして
大地震が来るという予言を
当てていることがわかりました。
ヤマト君のおかげで人々が救われました。
ありがとう、そしてお悔やみ申し上げます。

⌚️2025年6月1日⌚️

ミク「(退勤)じゃあ、お先にあがります。」

先輩後輩「おつかれ〜!!気をつけてね!」

ミクはあれから高校を卒業して
美容師になり仕事を頑張っていた。

ミク「(夜歩く音)はぁ〜今日も疲れたなあ」

✨️✨️⌚️✨️✨️

ミク「ん?何この時計可愛い〜!しかも
キラキラしてるじゃん!」

?「君は、もしかしてその時計を拾ったかい?」

?「君は、過去に戻りたいと思わないかい?」

ミク「過去??戻れるなら戻ってみたい。」

?「この時計は、ある場所へ、ある日付へ
自分がやり直したい時間に行けるんじゃ。」

ミク「本当なら過去に行きたい。
会いたい人がいるの。」

?「時計は嘘はつかん。過去に行って、
今の人生を変えなさい。」

第5章「過去と未来の狭間」
ヤマト・?(未来のヤマト)・ミク・ユミ
ヤマト(17)・ミク(17)・ユミ(17)



※このドラマはフィクションです。

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