見出し画像

「短編小説2024」ミニドラマ第🕔章過去と未来の狭間 第三話

「過去と未来の狭間」

第3話 手紙と時間

ヤマト「そうならない為にも過去に来たって
理由もあるぜ。17歳のお前の夢ってなんだっけ?」

ヤマト17歳「夢はサッカー選手です!
未来の僕はサッカーの夢も
諦めちゃったんですか!?」

ヤマト「あ〜確かそんな夢よう言ってたわ〜
なら、その夢叶えてみないか??」

ヤマト17歳「え?でもサラリーマンの未来に
なっちゃうんですよね??」

ヤマト「何を言ってんだ。こんなおじさんみたいな人生歩む夢なんて追いかけるな。人生は何度でも
変えられる。まさに今がチャンスだ。」

ヤマト17歳「先輩....かっけぇっす!!」

ヤマト「先輩って笑、まあ行くぞ!
⌚️✨✨(消える)」

ヤマト17歳「........え?」


⌚️2025年6月2日⌚️

ヤマト「うわああああ(戻る)」

?「おかえりじゃい。どうだったかのう。」

ヤマト「え?なんでどゆことだよ。もしかして
未来に戻ったか??」

?「忘れてたが、この時計は過去に行くのに
1時間の制限がかけられているんじゃ。」

ヤマト「おい!それ先に言えよ!良いところで
戻ってきてしまったじゃないか!!」

?「おう、そうか。それはすまんな。
それより、本当に過去へいけたじゃろ??」

ヤマト「まあ、そうだな。とりあえず
次はいつ過去に行けるんだ???」

?「過去と未来の時差は10時間差
今現代が24:00であれば過去は14:00
つまり、過去が14:00になったタイミングで
行きたい時間と日付を入力すれば、過去に行ける。」


ヤマト「なるほど。だからあの時もたまたま
24:00に時計入力をして過去にいけたのか。
おじさんありがとうな。」

?「夢を追いかける者こそ、真の強さじゃ。」

ヤマト「(ヤマトの家)ただいま〜」

母「おかえり、そういえばヤマト
あなたのお部屋を掃除してたらこんな手紙が
あったわよ。何かしら?」

ヤマト「え?手紙?ちょっと貸してみて」

ヤマト「(手紙開ける)15年後の僕へ
未来の僕が言ってたミクさんに
恋をしてしまいました。
めちゃくちゃ可愛くて
ナンパしてみたら、そのあと話が盛り上がって
遊ぶ予定が決まりました。
この手紙が未来の自分に届いていますように
過去のヤマトより。」


過去のヤマトは、未来のヤマトへ
手紙を書き、引き出しにしまっていたようだ。



ヤマト「そうか、過去の俺やっぱりやるなあ。
もう一度過去に行って、運命変えに行くか!」

ヤマト「2010年6月2日へレッツゴー!!!」

🌀2🌀0🌀1🌀0🌀⌚️🌀0🌀6🌀0🌀2🌀

続く...........

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?