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「短編小説2024」ミニドラマ第🕔章過去と未来の狭間 第七話

「過去と未来の狭間」

第7話 ミクの過去

ヤマト「一つ本当の大事なことを言う。」

ヤマト17歳「はい、なんですか??」

ヤマト「前に言ってた未来でミクと
付き合えなかった理由の事なんだけど」

ヤマト「ミクは2010年の7月に亡くなるんだ。」

ヤマト17歳「え.....」

ヤマト17歳「どういうことですか!?なんで
ミクさんは来月の7月に亡くなるんですか!?」

ヤマト「ミクは2010年7月1日午前2:40
都心町大震災でマグネチュード9.0の
大きな地震と津波が起きて
死者25万人の中からその1人がミクだ。」

ヤマト「そして都心町の街は津波に流され
全て全滅。この都心町の人口は30万人だから
当時はその25万人も亡くなっている。」


ヤマト17歳「それでその過去を変える為に
未来の僕がこの世界に現れたということですか?」

ヤマト「そうだ。信じられない話だけど
これは本当だ。俺はもちろん、この7月1日に
告白しようと考えた日なんだ。ミクが亡くなった
15年経った今でもミクのことが大好きなんだ。」

ヤマト17歳「先輩.....だったらその過去
変えてやりましょう!」

ヤマト「いいのか?過去のお前に
ミクと付き合えってしつこく協力寄せたのに?」

ヤマト17歳「僕も先輩が教えてくれたおかげで
ミクさんのこと好きですもん!」

ヤマト「途中でユミって女の子と
付き合ってたくせに....(ボソボソ)」

ヤマト「分かった。一緒に新たな未来を作ろう!
そしてミクにも未来を見せよう!!」

ヤマト17歳「はい!!」

それから、過去のヤマトが
ミクと改めて一緒にお話をしたり
遊んだりして一緒にいる時間を
たくさん過ごしているそうだ。

⌚️2025年7月1日⌚️

ヤマト「とうとうこの日がやってきた。」

?「このキラキラした時計を使うのも
今回が最後になりそうじゃな。」

ヤマト「おじさん、改めて色々お世話になった。
俺過去にいけたおかげで色々と人生やり直し
できた気がするよ。この未来で俺は
幸せな未来へ進める。」

?「いいんじゃ。わしも今回過去に来た理由が
達成するからや。むしろありがとうのお。」

ヤマト「そういえば、聞いてなかったけど
おじさんのこの世界に来た目的ってなんだ?」

?「わしが死ぬ運命じゃ。」

ヤマト「死ぬ??何を言ってんだよ。おじさん
俺と一緒に良い未来作ろうよ!」

?「そもそもわしは死んでいるんじゃ。
だが、肉体は滅んではおらず不老不死を
生き続けているのだ。だから成仏したいんじゃ」

ヤマト「...............」

?「もう過去に行く準備じゃろ?
急いで行きなさい。わしはこれで
君と会うのは最後じゃ。」

ヤマト「おじさん(泣)何言ってんだよ(泣)」

?「(ヤマトの時計を入力する。)」

🌀2🌀0🌀1🌀0🌀⌚️🌀0🌀7🌀0🌀1🌀

?「2010年7月1日この過去が
お前の分岐点じゃ。早く行きなさい!!!」

ヤマト「絶対死ぬなよ、おじさん。
俺も生きてぜってぇ帰ってくるから。」

ヤマト「(⌚️✨✨(消える))」

?「行ってしまったかあ、だが最後まで
諦めずに努力して1人で変えようとするその性格
若い頃からずっと変わってないな。
さすが、過去のわしじゃ。✨✨(消える)」

⌚️2010年7月1日⌚️

ヤマト17歳「先輩!!!待ってました。」

ヤマト「ああ、ついにこの日が来た。
俺たち約束したあのことわかってるよな?」

ヤマト17歳「はい。ミクさんが亡くなった世界
じゃなくて、生きている世界へ」

続く.........次回最終回

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