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魔女の一撃の恐怖!発症は何月が多い?

【臨床メモ】
腰痛持ちの医療従事者は多いのではないでしょうか。
自身も初めてぎっくり腰やった時は、
動けなくてびっくりしました。
歩けなくて松葉杖歩行で腰が楽になった感覚は今でも忘れられません。

「魔女の一撃」
・ドイツ語で「Hexenschuss」と呼ばれる
 ぎっくり腰のこと
・重い物を持ち上げたり、急に体をひねったりし 
 た際に突然発生する激しい腰痛
・ぎっくり腰の診断名は急性腰痛症

✅名前の由来
突然の激しい腰痛がまるで魔女の呪いのように襲ってくることから名付けらた

✅主な発生時期
・9月から11月:
   気温が急激に変化する季節の変わり目
・3月から5月:
   春先もギックリ腰が発生しやすい時期
    寒い冬から暖かくなるにつれて、
    普段使わない筋肉を急に使うことで無理が生じ
→10月と6月が多いとも聞いたことがある。

✅おまけ(もうひとつ魔女ネタ)
魔女の一撃と似た医療用語
「Old hag attack(魔女の抱擁)」
→「金縛り」

「魔女の一撃」「魔女の抱擁」どちらも、古くから体調不良を魔女の仕業とする文化が背景にあり、急激な症状を表現するために使われています。


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