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ガラパゴス諸島旅行記③:更なる生き物との出会い!イザベラ島【2023秋】

ガラパゴス諸島には個人で行ける有人島が3つあります。サンタクルス島には5日間滞在して大分満足していましたが、せっかくここまで来たのだから他の島も見ずにはいられません。

2023/11/3、朝7:00のフェリーでイザベラ島に出発します。
フェリーは港の前にあるカウンターで、3日ほど前に予約してチケットを受け取っていました。片道30ドルです。前日だとすでに満員のこともあるようなので、事前でオンラインで予約するまでの必要はないと思いますが、現地に着いたら早めに予約することをおすすめします。

ちなみに、フェリーの運賃に比べ、乗り場へ向かう途中で出島税だかなんだか知りませんが、1ドル取られます。さらに乗り場からフェリーまでは水上タクシーに乗らなければならず、ここでも1ドル。単純にフェリーを乗り場まで持ってくればいいと思うのですが、仕事を増やしてお金を取ろうということでしょう。

フェリーといっても20人乗りくらいのスピードボートで、同じ時間に出発するボートがたくさんあるようです。岩のように硬いプラスチックの椅子のボートに割り当てられることもあれば、プレミアムエコノミーのようにふかふかの椅子のボートに割り当てられることもあり、これは完全に運です。私がサンタクルス島からイザベラ島に向かった時に乗ったものは、残念ながら前者でした^^;

めちゃ揺れるという話を聞いていたので、乗り物酔いしやすい私は酔い止めを飲み、手元にビニール袋を用意した状態で常時目を閉じて睡眠体制に。結果、あまり良い眠りではありませんでしたが、船酔いは免れました。

イザベラ島に到着すると、入島税を10ドル払います。早速出迎えてくれたのはまたもやアシカ。しかしその数がサンタクルス島の比ではありません。

アシカが家族?群れごと戯れている姿をよく見かけました。サンタクルス島よりも良い意味で発展していなくて、自然に近いからこそです。

個人で行けるおすすめスポット

Concha de Perla

ここがもうイチオシの、無料で行けるシュノーケリングスポットです。魚はもちろんですが、運が良ければアシカの間近で泳ぐことができます!

そもそもこのスポットに行く途中の道で、高確率でアシカが寝ています…

そして泳いでいると、時折アシカが通り過ぎます。私は一度、午前中に行った時に、子どものアシカが明らかに人間たちに興味がある様子で付き纏い、触れることはありませんが目の前をくるくると泳ぎ回るという貴重な経験をしました。

午後は地元の人たちを含め人が多いので、午前中に行くことをおすすめします◎

Centro de Crianza Tortugas Gigantes Arnaldo Tupiza Chamaidan

ゾウガメの保護施設で、高齢のカメから赤ちゃんまで間近に見ることができます。入場料は10ドル。

正直なところ、サンタクルス島のチャールズダーウィン研究所へ行く途中のカメを見れるコースに似ていましたが、ここはサクッと終わって効率よく全体を回ることができたのでよかったです。

Poza de los Flamingos

フラミンゴのいる湖です。とはいえ、たくさんいるわけではなく3羽ほど…笑 

でも、住宅街の近くにあるので、ビーチに行ったついでにでもサクッと寄って見ていけるのが良かったです。

El Estero

中心部から45分くらい歩き、生い茂る木を潜り抜けてたどり着きます。一見ただのこぢんまりとしたビーチというか、海辺なのですが、意外と水位は低く、水着になって歩き進んでいくと一気に開けた場所へ。

ペリカンの群れが次々と間近で水中に飛び込む光景は圧巻でした!

参加したツアー

Tintoreras

プエルトヴィジャミルの目の前にある島です。個人で行くことはできず、半日ツアーに50ドルで参加したのですが、これが大正解。

お目当てのペンギン!ボートから見れたのは遠目でしたが、なんとシュノーケリング中に遭遇し、側で泳ぐこともできて感動。(私、ペンギンが世界で1番好きな動物なんです♡)

他にも、ガラパゴス諸島固有のアオアシカツオドリを初めて見ることができました!写真だと全然分からないのですが、本当に足が青いんです!青って自然界で、特に動物の中ではあまり見ない色なので新鮮でした。

ネムリブカという小さなサメが、「ティントレラ」というこの島の名前の由来だそうです。

浅瀬で優雅に泳ぐウミガメも。シュノーケル中にも何匹も見かけました。

ランチはついていないのですが、正直、もっと長く高額な1日のツアーに出かけてもこれだけの生き物を見れるかはわからないです。コスパ最高で大満足でした。

イザベラ島はとにかく、動物との距離が近くて、携帯の電波が弱かったりと不便する部分はもちろんあったのですが、正直なところもう少し日数を取れば良かったなあと思っています。また絶対戻ってきます!!それまでにこの自然が守られることを祈って…

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HIKARU
フリーランスですがまだまだ駆け出しなので、少額でもサポートいただけると本当に助かります。これからも楽しくて役に立つコンテンツの作成を頑張っていきますので、そのエネルギーにするためにサポートいただけると嬉しいですm(_ _)m