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ガラパゴス諸島旅行記②:衝撃の連続!サンタクルス島【2023秋】

2023/10/30、エクアドルの首都、キトからアビアンカ航空でガラパゴス諸島へ飛びました。

事前に準備する必要があるのは、ツーリストカード。キトの空港の国内線出発ターミナルにあるカウンターで購入します。これがめっちゃ並ぶよと事前に聞いていたのですが、フライト3時間前はガラガラですぐに順番が回ってきました。パスポートを提示、現金で20ドルを払って、これから乗る便とガラパゴス諸島の滞在期間を伝えるだけでその場で発行され、スムーズでした。

そして到着したのはサンタクルス島…ではなく、サンタクルス島に隣接した空港島、バルトラ島です。

空港に着いたら、国内線なのにイミグレ的なのがあり並んで機内で配られた申告書と、現金100ドルを支払います。これが30分くらい並びました…

そして空港を出たら、カウンターで5ドルのバスチケットを購入します。小さくて周りに何もない空港で、ほぼ全員同じバスに乗るので迷うことはないと思います。15分ほどバスに揺られて港へ着いたら、ボートに乗り換えて対岸のサンタクルス島に入ります。このボートでさらに1ドル取られます…5分もかからないのに…

そして対岸に着いたら、メインタウンのプエルトアヨラまでさらに5ドルを払ってバスに乗り込みます。このバスはスケジュールというよりも、満員になったら出発するタイプのようで、乗ってから30分以上経ってからやっと出発しました。

バスは45分ぐらいかかり、冷房はありませんがほぼ直線距離で窓も開いているので風が心地よかったです。途中でゾウガメもたくさん見かけて、ガラパゴス諸島にきた実感が湧いてきます。

そしてプエルトアヨラの港前に到着!

少し歩き回ってみると早速…

どーん!


はい、本当にいました。野生のアシカです。港の真ん前、観光客から地元の人までたくさん行き来している中で、ドーンとベンチや地面を陣取って寝ているのです。「アシカ見れるかな?」なんて心配はいりません。港周辺を歩いていれば120%遭遇します。例えどんなに嫌でも遭遇します。(アシカは肉食動物なので、フンをした場所だと結構匂いがきついです笑)

噂には聞いていましたが、本当に人間に慣れていて、危害を加えないと信じきっているようで、真横に人が座っていても、或いは進路が塞がれているためにどうしようもなくそーっと上を跨いで通過しても微動だにしません。安らかな寝顔に癒されます。

ちなみに、どうしてもアシカが邪魔な時(ボートを陣取っている、フェリー乗り場を使えないなど)、地元の人が手元で金属の棒的なものを叩いて音を出すと、アシカは自然と起き上がって移動していきます。大きな音が苦手なようです。

そんな可愛いアシカちゃんは滞在中、毎日見ることになりますが、サンタクルス島には他にも魅力的なスポットがたくさんありました。特に事前予約なしで、個人で行けたスポットを紹介します。

個人で行けるおすすめスポット

Las Grietas

シュノーケリングスポットなのですが、崖に囲まれてプールのように波はなく、静かなので落ち着いてのんびり泳げます。哺乳類はいませんが、岩場なので魚はいっぱいいました。

正直、シュノーケル自体はツアーや他の島でアシカやペンギンやウミガメと泳げた時の方が楽しかったのですが、ここは泳ぎそのものというよりもその自然に囲まれた美しい空間を楽しみました。

※シュノーケルは持参必須です!

プエルトアヨラの港からは、水上タクシー(黄色いボート、たくさんあるので乗り場に行けばそんな待ちません)でLas Grietasと伝えれば連れていってもらえます。着いたらサインに従って10分ぐらい歩いて辿り着きます。

入り口で10ドルを払うと、ガイドの人がシュノーケリングスポットまで案内してくれます(必須、個人では入れません)。事前予約は不要ですが、そのガイドの人が案内してくれるのが30分か1時間おきなので、タイミングによっては少し待たなければならないかもしれません。でも、周りにも海辺があってのんびり歩いたりする分には困りません。

Tortuga Bay

サンタクルス島で1番広いパブリックビーチです。
入場料は取られませんがプエルトアヨラから15分ほど歩き入り口に到着、さらにそこから30分以上歩きやっとビーチに到着します。お水は多めに持っていくことをおすすめします。

ビーチにはイグアナがうじゃうじゃ。大人しく日向ぼっこをしていて可愛いです。

Muelle de Los Pescadores

プエルトアヨラにある魚市場です。朝8時くらいに行くと、漁船から新鮮な魚が運び込まれて、捌いているのを見ることができます。

…が、この魚市場で注文すべきは魚ではなく、そこに群がる動物たちなのです。

大量のペリカン、サギ、アシカ、イグアナまで、おこぼれを狙って集まってきます。特にペリカンは、普通に人間の頭スレスレを飛んでいくこともあるので注意です。

魚を捌いている人たちには常に足元に動物たちがスタンバイしている状態。まるでお母さんが料理しているのを見ている子供のようです。たまに剥いだ皮などを投げて動物たちにやっているのですが、油断していると新鮮な魚を丸ごと持って行かれてしまいます笑 のもちろん、魚を売る側からすれば深刻な問題なのですが、なんだか微笑ましい光景でした。

Rancho Primicias

ガラパゴスゾウガメのたくさんいる公園?保護区?です。
飼われているのではなく、あくまでも野生のゾウガメが自由に出入りしているとのこと。実際、この施設に辿り着く途中、敷地外の道でもたくさんゾウガメを見かけました。

タクシーでプエルトアヨラから片道20分くらい、施設にいる間運転手さんは待っててくれて、往復で1人あたり20ドルでした。プラス、入場料が10ドルかかります。

個人で回ることはできず、ガイドさんが案内してくれます。

160年、180年も生きているゾウガメにお目にかかり、迫力に感心するとともに、そんなにも長い間、のんびりと動きながら一体何を考えて、何を楽しみに生きているのだろうと、人生について考えてしまいました笑

Herbario de la Estacion Cientifica Charles Darwin

いわゆる、チャールズダーウィン研究所、ガラパゴス諸島にいる動物に関してはほとんどのものが紹介されています。

無料なのですが、名前が知られている割には意外とこじんまりとしていて研究所自体はあまり時間はかからないです。それよりも、研究所に行く道の途中にゾウガメの保護施設を通過できるコースがあり、10ドルでツアーに参加できるのですが、こちらが赤ちゃんのゾウガメを見ることができたりと、なかなか面白かったです。(…が、ガイドの人の話が長くて、暑さに少し参ってしまいました。水は必須です!)

参加したシュノーケリングツアー

個人では行けない、サンタフェ島の1Dayツアーに参加しました。

最初のビーチに到着する直前、なんとボートが岩にぶつかり、転覆しかけるという大ハプニング (^^;) しかし奇跡的に持ち直し、シュノーケル自体はアシカの近くで泳げたり、ウミガメやエイ、サメを見れたりと、大満足でした!

ツアー料金は120ドル…どのツアー会社でも変わらない固定の金額です。
昼食も込みですが、ちょっと考えてしまうお値段….笑

でも、ガラパゴス諸島に行けることなんて人生でそうそうないので、ここは思い切って何かしらのツアーには参加することをおすすめします◎

イザベラ島、サンクリストバル島にも行ったので、また記事にします!


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HIKARU
フリーランスですがまだまだ駆け出しなので、少額でもサポートいただけると本当に助かります。これからも楽しくて役に立つコンテンツの作成を頑張っていきますので、そのエネルギーにするためにサポートいただけると嬉しいですm(_ _)m