【海外子育て】日本と海外で違う!子供への愛情表現
まずはじめに、私たち日本人は直接的な愛情表現をしない文化を持っていると私は思う。
考えてみてほしい。
どんなに仲の良い家族だったとしても、親から愛していると直接伝えられたことがある人はどれくらい居るだろうか?
自分の子供に愛していると伝えたことがある人はどのくらい居るだろうか?
日本では普段生活する中で「ありがとう」や「ごめんなさい」などの言葉は重要視されていても、「愛している」など愛を言葉にする事は、前者に比べて全く重要視されていないように思う。
それ故に「日本人は愛を言葉で伝えるのではなく、空気で伝える」なんて言葉もあるくらい、直接的ではなく、間接的に愛を伝える美徳のようなものを日本人は持っているような気がする。
どの文化もそれぞれに良さがあり、どちらが良い悪いなどと判断するつもりは一切なく、ここでは、日本生まれ日本育ちの私が、国際結婚を経て海外で子育てをする中で経験した【文化の違いから学んだ愛情表現】をこの記事でシェアしていきたい。
カルチャーショックを覚えた現場
我が家に義理の妹家族が遊びに来た日のこと。
おもちゃで遊ぶ子どもたちの周りで、雑談していたとき
会話の合間のふとした瞬間、当時3歳だった次男に向かって義理妹(息子からすると叔母にあたる彼女)が言った。
「I love you〜! You're so cute!」
愛情たっぷりの声色で突然(!) 放たれた彼女の”I love you”を受けた次男の顔は笑顔に溢れ、漫画風なイメージで言うと彼の顔の周りにはハートが漂っていた。
その光景を目にした私は、正直ショックに近いような感覚を受けた。
今思えば、もしかしたらあれは一種のカルチャーショックだったのかもしれないが、いち親としてのショックでもあった。
愛情を受けて輝く次男の笑顔を目の前にして
(何故私はこれをしてこなかったのか!?)
と強く思わされたのだった。
I love you など言わなくても思っていた事であって、伝える事すら考えたこともなかった日本人の私がその時
・伝える事で伝わる事
・“思っている” のと “伝える” のは全くの別物
だということを体感したのであった。
(愛情を受けるということは、栄養!だと思った。)
この体験からその日以来、伝える事で伝わる喜びを楽しんでいる。
愛情表現をすることで感じた変化
子どもたちに普段からたくさん愛情表現を始めたことによって、親子の間で良くギクシャクしてしまう事があっても、愛情表現を沢山してあげると、わだかまりがなくなり、より絆が深まるようなように感じている
日本では、ひと目を気にしてしまうなどして愛情表現をすることに抵抗があるかもしれないが、愛情表現をしたり受けたりすることで、”ポジティブな効果”を子供だけでなく自分自身にも感じることができると実感している。
当時6歳だった長男には、もう大きいからと、愛情表現をするには大きい年齢かと勝手に決めつけていたが、そんなことはなかった。現在9歳になる息子だが、愛情を感じることを嫌がることはない。
考えてみたら、アラサーの私も愛情を感じることで満たされるのだから、いくつになっても愛情を感じるという事は必要なんだと思う。
人前では抵抗があっても、ぜひご自宅で、精一杯の愛情表現を子どもにしてあげると、なにか嬉しい効果を実感してもらえるはず。
さいごに
今回は、日本と海外で違う”子供への愛情表現”について、シェアしました。
日本と海外で違う”旦那への愛情表現”についても、学んだカルチャーショックな出来事があったので別の記事でまとめたいと思ってます。
最後までありがとうございました。
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