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大阪市立東洋陶磁美術館(大阪)

大阪市立東洋陶磁美術館に行くことに。
大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅へ。

昨日の適塾と同じ駅だけど、出口間違えてしばらくさまよってしまった。

この美術館は、世界的に有名な「安宅コレクション」を住友グループから寄贈されたことを記念して大阪市が設立したもので、1982(昭和57)年11月に開館しました。

館蔵品は「安宅コレクション」の中国・韓国陶磁を中心に、「李秉昌(イ・ビョンチャン)コレクション」の韓国陶磁、濱田庄司作品などの寄贈や、日本陶磁の収集などにより、東洋陶磁のコレクションとして世界第一級の質と量を誇っています。
このなかには、2件の国宝と13件の重要文化財が含まれています。
また、ペルシア陶器、鼻煙壺など関連分野のコレクションの寄贈によっても館蔵品の充実が進んでいます。
展示では、代表的な作品約400件によって中国、韓国、日本の陶磁などを独自の構成と方法により系統的に紹介しています。
年1~2回の企画展、特別展では専門的なテーマのもとに、学術的水準と芸術性の高さを保ちながら、魅力ある内容の展示をめざしています。

大阪市立東洋陶磁美術館HPより

今年の4月にリニューアルオープンとのことでとても洗練された建物になっています。

入館料は1,800円。
写真撮影可。

エリアは国別時代別に分かれています。
照明や自然光など、作品によって彩光の工夫がされており一つ一つ丁寧に展されている印象。
展示品が回転したり、底に鏡面を配置することで裏側も見ることができるものも。

作品量が膨大で見応えがあります。
館内のお客さんもみんな思い思いに巡っている様子。

館内の中央に国宝「油滴天目茶碗」

宇宙の星を思わせるような模様...美しいです。

藤田美術館の曜変天目も見に行きたいのだけど6〜8月のみの展示。

国宝はもう一つ、


飛青磁花生(とびせいじはないけ)
日本では鉄班が散る青磁は「飛青磁」と呼ばれ茶人に人気だったそう。
その中でも特に模様の出が美しいこちらは鎌倉時代に日本にもたらされ、豊臣秀次、西本願寺、京都三井家、若狭酒井家に伝来しました。
今見てもバランスが可愛いです。

館内は落ち着いた照明になっていてふと見上げた部屋の上部にも焼き物があったり。
踊り場も光が入り素敵。

鼻煙壺のコレクションも。
清朝時代の中国で流行した嗅ぎ煙草を入れておくための容器。
高さ10cm程ですが精巧に作られています。
ガラスや磁器、玉、メノウ、水晶、象牙など色んな素材で作られていて中国で縁起が良いとされる模様が描かれていることが多い。

詳しくないけど。どれが1番好きかなあと眺めるだけでも楽しい。


ショップも色んなものがあって面白かった。

帰りに併設のカフェに。
cafe KITONARI(カフェキトナリ)さん

陶片クッキーは残念ながら品切れで、ホットサンドに。

飛行機の時間があったので速足で回りましたが、またゆっくり来たいなあと思いました。

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