長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈ー学習障害と診断されるまで③ー
気づき・情報収集・環境へのアプローチのその後
長女の障害を受容するまでの流れ中で学校や地域、病院といった様々なアプローチがあります。そのエピソードは
・長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈①
・長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈②
ー学習環境についてー
・長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈③
ー小規模特任校制度についてー
・長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈④
ー小学校入学ー
・学習障害をもつ長女-学校の対応ー
これらの記事で公開をしています。
長女の学習障害が診断されることなく、生活環境と学校組織をかえることになった私たち。ここからは新しい環境でどのように診断と今の学習方法に行きついたのかを記事にしていこうと思います。
新しい小学校への転校・対応
小規模特任校制度を使う際には必ず希望した小学校と面談をします。その際に、これまでの経緯等をお話させてもらい小学校を決めました。
小学校を決めた理由に関しては長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈③ー小規模特任校制度についてーを読んでいただければと思います。
そして、小学校に転校の日。少し緊張したことを覚えていますが、実はすぐにコロナの影響で小学校が休校に・・・。しかし自分たちが引っ越した地域での交流をどうするか考えていたのでちょうどいい機会でした。この2か月間で近所の子供たちとの関係を築くことができたので・・・。
ポジティブシンキング!!です。
本格的に学校が開始されて、学習の合理的配慮は視覚支援の検査でアドバイスをもらった内容を実践してもらいました。具体的な内容は長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈④ー小学校入学ーの記事に記載してあります。ぜひ読んでみてください。
言語聴覚士との出会い
もともと面談時に長女の問題について先生方にお話ししていたので、学校側から提案されたのが発達センターの受診・検査と通級をしようするための検査でした。
この提案により、私たちにとって2人の大きな出会いがありました。
発達センターの受診に関しては、引っ越し前に予約をしていたのですが2年まちの状況でした・・・待ちがながすぎ・・・。
でも、そのくらい受診を希望する人が多いということです。
しかし、先生からは医師の受診ではなく言語聴覚士との面談を提案してきました。その時には『えっ?!言語聴覚士??関係ある??』と思ったことと断ろうと思いましたが、先生方の強い勧めと発達センターに学校側から連絡を入れてもらえて仲介役をしていただけたことが決め手になり、言語聴覚士との面談をすることを決めました。学校側の押しの強さがいい出会いにつながり感謝しています。
引っ越しをしてから知ったのですが、もともと引っ越した市町村は幼い頃から読み書きに積極的な街でした。小学校でも読み書きの遅れがある子に対し積極的に言語聴覚士の介入をすすめていたそうです。しかも私たちが選んだ小学校はそのモデル校でした。とてもラッキーだったと思います。
この言語聴覚士さんとの出会いが本当に大きかったです。
面談にいくと、まずこれまでの経過や長女の読み書きの状況を確認していました。そしてわかりやすく教えてもらえました。読み書き困難は耳が原因であるということを。具体的な内容は長女の読み書き困難(ディスレクシア)は見え方と音が原因だった⁈ー音韻処理についてーに記載してあります。
その、面談内容ですこし長女の頭の中が見えた気がします。納得ができたのです。そして相談できる相手・場所ができたことが何よりも私の心を落ち着かせてくれました。
言語聴覚士さんは学校へも働きかけてくれました。読み書き困難とはどういったものなのか、授業中の注意事項など・・・具体的には
・授業中の音読は初めから読ませるのではなく、まずは先生が読んでから読 ませる。
・黒板に書かれた内容をノートに書くことは、とてもエネルギーを使うため状況によってはタブレットで写真撮影を許可する。
・タブレットを持ちかえり、音読の宿題はデイジー教科書を使い内容を聞くことで代用。
といったことを、追加で配慮してもらえることになりました。
そのほかにも、長女の状況に合わせ漢字の小テストは2年生レベルのものを個別に作っていただいたり、国語のテストの漢字は正解の漢字が記載してありそれを写す。(点数には反映しませんが・・・)といった配慮をしていただいています。
それも、個人懇談会などで話し合いながら・・・。
そして、もう一人大きな出会いがあったことにより学習環境が大きく好転したのです。それはまた次回の記事に記載しようと考えています。
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