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愛と祈りのしめ飾り【愛媛・上甲清氏】

みなさん、おやっとさあです。
かおりです。
今回は、9月の京都イベント時に、愛媛に遊びに行った時のことをシェアしたいと思います!



そもそもなぜ愛媛に遊びに行ったかというと、会いたい方がいらっしゃったからなんです!
その方とは、藁細工職人の上甲 清(じょうこう きよし)さん。

神社参拝でしめ縄の美しさに見惚れることも多い私。
しめ縄について調べていたら、清さんの記事を見つけました。
笑顔がまるで山の神様みたいで、実際にお会いしたくて、情報発信をされているお孫さんの上甲 智香(じょうこう ちか)さんに連絡をしました。
智香さんは現在、清さんの藁細工をたくさんの方に知ってもらうために活動をしておられます。
お会いすることをご承諾いただき、イベント前の予定を愛媛滞在に全振りしました。



清さんは、お忙しい中、色々お話を聞かせてくださったり、田んぼや作業の様子を見せてくださいました。あたたかくお優しい方です〜。

清さん。私には山の神様にしか見えません。


本来、しめ飾りは脱穀した後の藁を使うそうですが、美しいものを作るため、しめ飾り専用の田んぼで稲を作っておらるそうです。
食べるためではなく作品専用って凄すぎです!!

輝いてますね〜

作品に合わせて品種や刈り取る時期なども研究され、無農薬で稲を育てています。
機械で刈ると、やっぱり稲を傷つけてしまうんよ」と仰っており、稲は全て手刈りで収穫しているそうです。

脱穀も、同じ理由で足踏み脱穀機を使用します。

脱穀させてもらったんですが、めちゃめちゃ力がいりました!!!
足がつりそうでした。
稲を傷つけないための愛ですね!!



私は藁の選別などもちょっとだけ手伝わせていただいたのですが、予想を遥かに上回る工程の多さ!!!
長さ、太さ、量、節の位置、切り揃え方など、作品の種類や大きさによって全て細かく分けられています。
清さんの作品の美しさへのこだわりを感じますね。

これだけで美しいです
古代米の「みどりまい」。
こちらは藁細工のカメさんの尻尾のために切りそろえられています。
繊細な手仕事です
なんて美しい網目。光沢がすごいです


藁を綯(な)う様子も見せてくださいました!

熟練の技です


ご実家が米農家だった清さんは、小さい頃から藁に親しみ、十代には藁を使ったしめ縄や草履などを作ってきたそうです。
また、ここ西予市の宇和町には、藁を乾燥し貯蔵するために円錐状に積み上げた「わらぐろ」と呼ばれるものがあります。
清さんは二十年以上前に「宇和わらぐろの会」を発足させ、会長として、わらぐろや藁文化を守り伝えるために活動してこられました。
私は清さんに伺うまでわらぐろの存在を知りませんでした!!

清さん作ミニわらぐろ。
田んぼにあるものは3mくらいになるそうです!!


縄文時代、ニニキネ様をはじめとする皆様が国のために拡大発展してくださった稲作。
それからず〜〜〜っと、我々の先祖が知恵を重ねて、守り伝えてくれて、現代に至るのですね。
計り知れない時と、この上なく大きな愛が繋がっていると思うと、胸が熱くなります。



そして、清さんは只今年末に向けてのしめ飾りづくりに大忙しでいらっしゃいます。
清さんのしめ飾りは、輪の中央に「宝結び」が配置されたオリジナルデザイン。

これは、愛媛県の有名な「新居浜太鼓祭り」の太鼓台などから着想を得て作られたそうです。
宝結びは「連続する無限」を意味し、永久の繁栄、長寿、多幸などを願う吉祥紋。その下には、豊かな稲穂がたっぷりと揺れています。
その美しさからか、清さんのしめ飾りは年末年始だけでなく、年中飾ってその豊かなエネルギーを愛でる方も多いそうです。

しめ縄は元々、厄や禍を払う結界の意味があるとされていますが、しめ飾りは、お正月に年神様をお迎えする依り代として飾られます。
清さんの稲は、このしめ飾りのために作られていると言ってもいいくらいですから、神様をお迎えし一年が幸せで豊かであるようにとの祈りは、春の田植えから始まっているわけです。
こんなものすごい事があるでしょうか。
神様だって大喜びでしょうし、人々も豊かになるに決まってますね!!

実際、子宝に恵まれず悩んでいた方々に、清さんが藁細工を送ってあげたところ子どもを授かった、というお話がいくつもあるそうです!!
とんでもないパワーです!!



そんなお話をたくさん伺っておりましたら、清さんからあるご提案が。

なんと、私にしめ飾りを20個作ってくださるというのです!!!

すでにお取引先様がたくさんあり、藁も限られているので、そもそも新規のご注文を取られていないのです。
しかも、いつもしめ飾り製作期間はほとんど寝ずに作られているのに・・・!!!
想像しただけで大変すぎるので何度も遠慮したのですが、

あんたの20個は、絶対に作っちゃるけん

と言っていただいて。
・・・これはもう、お届けさせてもらおう!!となりました。
山の神様直々のオファーですから!!!!


そして、お届けするにあたって、私も思いが湧いてきました。

清さんのこの豊かなしめ飾りのエネルギーを、最大限巡らせたい

これです。
この「最大限」というのが私なりのポイントです。
通常、商品取り扱い店舗などの場合、仕組み上どうしても本体価格に金額を上乗せしなければなりませんよね。それが店舗さんのお仕事ですから。
しかし、私ならそれが無くていい!!つまり、全額清さんに受け取ってもらえる!!!

そして本体価格自体、このしめ飾りの価値に見合っていないと感じたので、清さんに許可を取って価格を再設定しました!!
清さんご自身は、「家庭に飾るものだから」と価格を上げることに抵抗がおありの様子でしたが、お金もエネルギーですから、つり合いが取れていないと歪みが起こると思うのです。

以上から、かおり価格¥8,888とさせていただきました〜!!(これでもまだまだ安すぎると個人的には思っていますが)
8888のエネルギーは「運気上昇、経済的成功、物事が順調に進む、心身のバランスがとれ回復する」などです!!
この豊かさを丸ごと清さんに受け取って欲しいので、送料は別にしたいと思います!(送料の表を下記に載せますね)

そしてこちらのしめ飾り、実は揺れる穂の部分が「白」と「黒」の2種類ありますのでお選びいただけます♡

「白」・・・「くれないもち」というもち米を使った穂。美しく優しい黄金色が楽しめます。
「黒」・・・「みどりまい」という古代米を使った穂。全国でも生産量の少ない幻の米で、藁とのコントラストからモダンな雰囲氣も感じられます。
二つセットで並べてもいいですし、ご家族やご友人などの大切な方に贈られるのも素敵だと思います。

こちらが穂です!
美しい〜〜


ということで、清さんが特別に作ってくださるしめ飾りをお迎えするのにぴったりなのは、以下の様な方と言えると思います!!

・愛と祈りを込めて作ってくださった清さんへ、余すことなく感謝の氣持ちを表現したい方
・豊かなエネルギーをガンガン世界へ巡らせたい方
・来年を幸せエネルギーいっぱいで過ごしたい方

限定20個なので、今回はメンバーシップの皆様限定とさせていただきます。
素晴らしいと思ってくださる全ての方にしめ飾りをお届けすることは叶いませんが、この記事が上甲清さんの存在を少しでも知っていただく一助になれば幸いです。


最後に「しめ飾りをお迎えする方へメッセージはありますか」と清さんに訊いてみました。

令和七年の正月は一生に一日しかないんやけん、愛を込めてやっとるんよ

以上、令和の山の神様、上甲清さんからでした♡

近くの神社さんに参拝した時、虹が出ました




【メンバーシップの皆様へのご案内】

宛先一つにしめ飾り二つまででお願いします
・先着順です
・12月20日〜順次発送(日付指定はできません)
・ご注文締め切りは11月10日まで
・しめ飾り代金振込は11月15日まで(ゆうちょお振込のみ)
・送料は以下をご確認ください


まずは私の公式ラインにご連絡ください!
宛先記入などの詳細も含めてご案内させていただきます。
お待ちしてます〜♡

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