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温故知新

あけましておめでとうございます
昨年は多くの方に読んで頂きありがとうございます
今年も少しでもお役に立てる内容を書いていきたいと思います
元旦に大きな地震、被災された方々にお見舞い申し上げます
年末は師に教えていただいた干支の活学を久々に読みました
来年にかけてこの1,2年は日本にとって多事多難となると書かれています
こんな時だからこそ過去から学ぶ
昔の人達が大切に守っていた教えや考え方にに改めて気づかされる
多難の年ですが全ての人の未来が良い方へと導かれますように願います

今年は甲辰(きのえたつ)の年
干支とは、干は「幹」であり「根」、支は枝
干も支も生命の発生・成長・収蔵の過程・エネルギーの変化の過程を時代に当てはめて解説したものです
これを師がブログでまとめてくれてますので読んで下さい

安岡正篤の干支を参考にして作成しました。
令和六年度甲辰年の干支
甲(こう・きのえ)は、今まで寒さのために殻をかぶっていた草木の芽が殻を破って頭を出した象形文字で、甲はよろいで、鱗(うろこ)よろいをつけた草木の芽が、その殻を破って頭を少し出した象形文字で、これを人事に適用すると旧体制が破れて、革新の動きが始まる意味です。
実践的に考えると、自然の機運に応じて、旧来のしきたりや習慣を破って、革新の歩を進めなければならないというわけで、干支を割り当てたときに、木に配したからきで、兄弟(陰陽)を立て、兄をえで弟をとにした。
甲「よろい」であり、甲拆(かいわれ)を表す意味がある。
春になると陽気が発動し、その芽のよろいがとれ、それが甲拆(かいわれ)であり、すなわち在来の体制が破壊して、そこから新しい芽が出るということになる。
殻を破って草木の新芽が春に殻を破って顔を出すという象であり、「旧体制の殻を破って創造を伸ばすこと」
旧来の殻を破り、新しい創造を始めることであり、改革政治になると同時に、甲は狎に通じ、狎(コウ・なれあう)れあってしまう。

辰という字は、説文学上から言うと会意文字で、理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろの抵抗や妨害と闘いながら歩を進めてゆくという意味で、辰の厂の次に書いてある二は、上・天・神・理想を表す指事文字で、振・伸・震と相通ずる意味がある。
辰は震と同じ意があり易の六十四の震為雷、即ち雷の卦を表すもので、これは非常に騒がしい動揺があるが、もう一つ実がないばかりか、まかり間違えれば、思いがけない変動・災禍を生じることになる。
「辰」は震に通ずる文字で、伸の義と解するなど、いろいろな解説があり、説文学から言えば寅、卯と来て、ここで初めて非常に陽気に行動的なるわけで、時間でいうと午前七時から九時、中をとって八時。四季でいうと本当の春、春から初夏にかけるわけだから物事が活発になる。
辰の厂は崖を表し初めは門を開いて中に入ろうとしたら、草木が茂っていてそれを刈り取ったりしているうちに突き崩さねばならない崖にぶつかり、その崖を辰の字の厂が表す。
その中は、その下に働いている人の姿であり、問題はこの崖を崩す、つまり障害物の取り払いで、春になると、今まで水の中にあった貝が蓋を閉じていたのが、蓋を開けて中身を出す蜃(シン・むし)という字もあり、辰に自然現象を加えると地震で、非常に活動的、震動的になる。
だから手扁をつけると振になり「今まで内に蔵されていた、紆余曲折していた陽気が外に出て活発に動く」と言う意味がある。

昨年癸卯には冷夏にはならなかったが水害が日本だけでなく世界的に干ばつや水害が発生していたばかりか、円安になり物価高で国民を苦しめられたり、ジャニーズの性加害問題、キックバック問題やビッグモーター、
ダイハツリコール問題が起きたからであり、何も起きなかったなら甲辰年に改革や革新を推し進めて、新しい世の中を創ることまでしないで済むのだから、陽は陰のお陰、善は悪のお陰だから、改革できるのは先任のお陰と思えばいいのだが、いろいろな組織は義して相褒めではなく、和して欺く偽善者同士が手を組み、国交や國民を欺かないようにしないと、世界各国で争いが起き危機に陥り、水害や食糧危機で餓死したり、貧困する國や人々がもがき苦しむようになる。
60年前の甲辰年昭和39年には新潟地震が発生していたり
また甲の年には過去に池田屋事件、日清日ロ戦争や第一次大戦だけでなく、
記憶にも新しい御嶽山噴火もこの年に起きていて、辰の震や振るう字の如く地震も多発する年にも成りかねない。
いま私たちが出来ることは、遠い親戚よりも近くの他人と言われている向こう三軒両隣の付き合いが最善策。
昨年は国外でもトルコ地震、イスラエルパレスチナ問題などさまざまな出来事が起きていた。

たまご姫物語より転載



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