【2021.8月】読んだ本まとめ
・苫米地式コーチング
こちらは認知科学者の苫米地英人博士の著書です。昨今コーチングが日本でも話題になっており、ゴール設定する際のポイントを掴めればと思い読んでみました。コーチングとは平たく言うと人生を豊かにする手段になります。人々にはコンフォートゾーンという現状の自分の快適な空間があり、ゴールを達成するにはこのコンフォートゾーンの外側に自分が出ていく必要があります。また自分のゴールは周囲に公言すべきものかと思っていましたが、公言しないことが基本となります。その他にもポジティブなセルフトークを自分の中で行う、脳幹のRAS(毛様体賦活系)がコンフォートゾーンに影響するなど読んでいて目から鱗でした。
日常の習慣やゴールを見直す一冊となりました
・まずは親を超えなさい!
こちらもコーチングに関する本です。自分たちは日ごろ下すちょっとした判断ですら親からの影響であり、もっと言うと洗脳であると言えます。親が年収500万円の場合、そこが自分にとってのコンフォートゾーンになります。
どちらかといえば高校くらいまでは親の影響を受けていた身なので、腑に落ちるところが読んでいて多くありました。
コンフォートゾーンに関して知見を深められる一冊でした。
・(日本人)
マネーロンダリングや黄金の羽根の拾い方で有名な橘玲さんの著書です。(日本人)と書いて「かっこにっぽんじん」というタイトルになります。自分たち日本人は、海外の人々と比べて「特別だ」という思い込みがあり、それがどのように特別なのか論じられています。
「日本人は戦争が起きても国のためにために戦う気もないし、自分の国に誇りも持っていない」ということがデータで示されており、出だしからインパクト強めです。
東日本大震災の無限責任の話、第二次世界大戦終戦後のGHQマッカーサー宛の手紙、新渡戸稲造の「武士道」で語られる日本人像など読んでいて、この本ならではの様々なリアルに触れられます。
新たな日本人のイメージが舞い込んできました。
・老人と海
夏なので、夏らしい「海」と入った題名の本を読んでみました。アーネストヘミングウェイの代表作でもあり、ノーベル文学賞に選ばれた一冊でもあります。
主な登場人物は老人とかつては同じ船に乗って漁をしていた少年です。84日間不漁の元凄腕漁師の老人が巨大カジキとの闘いが描かれています。人間の力強さや自然界の厳しさがひしひしと伝わりました。
「人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない」という言葉がグッときました。
大学生の時の方が小説を読む頻度が高く、ここ最近はビジネス書中心になっておりますが、「この表現いいな」とか臨場感を与えてくれるのは小説だと改めて思いました。
こんな感じで9月に読んだ本も更新していきます!