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【生まれ変わっても自分になりたい】どこをとってもサビ【神使轟く、激情の如く。】

こんばんはひいろです
今回は2020年11月1日にリリースされた神使轟く、激情の如く。の「生まれ変わっても自分になりたい」をレビューしていこうと思います
それでは早速やっていきましょう


レビューしていくよ!

今回の曲はストレートです
真っ直ぐに良いメロディと歌と歌詞と演奏をぶつけてくる真っ向勝負な曲です
珍しくギターソロまで入っています
かつて神激スタッフアカウントで「神激はあくまでメンバーが歌うことを主軸に曲を構成しているのであまりギターソロを曲中に入れることはしない」といった趣旨の発言をしていましたが、やっぱりたまには良いものですね

アンサンブルもシンプル
ギターベースドラムの基本隊にストリングスとピアノが乗る程度な最小限構成ですが、その分お互いの良さを生かし合う素敵な編曲
やっぱりバンドサウンドとピアノで繰り広げるロックってアツい

今回割とあちこちでユニゾンではなくハモリが取り入れられているのも素敵です
以前から要所要所でTiNAがハモってましたが「無関心が溢れたフロア~」からの1パラグラフは三笠よいこいもこの三声でハモっていると思って聴いてます(違ったらスマヌ)

各メンバーがしっかりと自分のカラーを保ちつつ歌を聴かせられるように歌唱力に磨きをかけたのでしょう

いもことよいこは二人とも特徴ある声ですが、いもこは真っ直ぐに伸びる歌唱で、よいこはラップで見せるようにグルーヴ感がある歌い方が出来ますよね

ことのとTiNAはもともと歌唱力が高く、ことのはストレートに突破力のある歌い方、TiNAは様々な表情を付けられる表現力の高さが魅力だと思います

三笠は本来の音域では結構高い音域が得意だと思いますが、低音域の割り当てを担っています
過去の楽曲では無理を感じる部分もあり少し不安定さがありましたが(でもそれが逆に焦燥感を与えていて味になっていたりする。上手ければいいってもんじゃないからね音楽は)日に日にめきめきと「聴ける」歌に仕上げていっていると感じています
向上心見習いたい
サラッとシャウトしてるのもロックで好き

あまねはクリーンはメンバーの中では一番普通というか、声質がもともと可愛らしいのでアイドルっぽい歌声ですが、ガナり歌唱であったりスクリームだったりと今の神激にはなくてはならない武器を備えています(新曲、神奏曲:ガイアで見せたエグい咆哮を聴けば分かるでしょう?)
「生まれ変わっても自分になりたい」では過去の楽曲と比べれば一目(目いうかと耳だよね)瞭然ですが歌声にハリと芯が生まれています
クリーンもしっかり成長しててエラい

脱線しましたね
さて、今回のテーマは「全部サビ」らしいです
メロディのどこをとってもサビに出来るという自信が窺えますし、それに恥じぬ出来です

特に本サビ?前の「自分の事が好きじゃなくて~」のメロディ
これ普通に初めて聴いたときにはここがサビだなと思いました
まさかもう一段用意しているとは
初公開された豊洲公演で「あれ!?続く??」ってなりましたよね
「何も変えれない~」の感じからメロディが解決しない雰囲気だったので察するところはありましたけど

個人的にいもことあまねが「自分の事が好きじゃなくて」と歌っているのが好きです
二人のバックボーンが生む説得力があると思います
やっぱりメンバーが歩んできた今までのストーリーも込みで楽しまないと損だよなって
メンバーが作詞している強みですよね

結局、「誰が演ずるのか」というのは大事なんですよ

それは大サビの良さにも出ています
「マイナスからの使者」
「一人ぼっちたちの群れ」
「コンプレックス武器」
「臆病者のスタート」
ここは神激が始まった当初の彼女たちの事でしょう
まだそれぞれがばらばらだから、ここはソロ歌唱になっています
それが続く
「共に見たい景色」
「共に叶えに行く夢」
「その全てを乗せて」
「進み続けるよ」
「ボロボロの自分を誇れ」
では、ユニゾンしながらハモりながら歌われます
しっかりと一つになって「共に」、「マイナス」で「一人ぼっち」で「コンプレックス」にまみれ「臆病者」ものであった者たちがそんな自分のことを「誇れ」るようになった
そう読み解くと、優しい気持ちになれますよね

おわるよ

といった感じで、今回は曲そのものというよりは神激自体への個人的な読み解きといった感じになりましたが如何でしょうか?

これからもボロボロな自分たちを誇り大切にしながらまだ見ぬ先へと進んでいってくれることを陰ながら祈っています

それではここまでお読みいただきありがとうございました

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