意外と知らないチューナーとピッチの話
チューニングして、いざ曲に合わせて弾いてみると何か音がズレているような違和感、、、それはチューニングするときのピッチが問題でした。しかし、そもそもそれはどういうことなのでしょうか?今回はそんなお話をしていきます。
私は趣味でギターをやっているのですが、今日こんなことがありました。
チューニングもした。出す音も間違っていない。しかし、曲に合わせて弾くと変な感じ、、、おかしいなぁ、、、弾いていると、自分の出す音が少し原曲より高い感じがしました。もう一回チューニングしようとチューナーの電源を入れると左上あたりに450Hzという数字。そうえいば何かチューニングにもピッチ(周波数)があったようななかったような、、、
早速調べてみるとありました。440Hzや最近では442Hzが基準らしいです。
でもまって、、、何が440なん?って話です。
これは周波数が440という意味でこの周波数のことをピッチと呼んだりするみたいです。先ほどから出てきているHz(ヘルツ)はその単位で、1秒間におこる音の波の数を表しています。この波の数が多ければ高い音となり少ないと低い音になります。私の最初の違和感の理由が分かりました。
なるほどね!、、、といきたいところですが、もっと根本的にいったいどの音が440Hzなのでしょうか?
チューナーには基準音というものがあってほとんどがA(ラ)の音になっているそうです。そしてそのAの音が440Hzなんだとか。しかしこのAの音もA3と表記されることがあり、一番低いAの音から2オクターブ上(つまり下から3つめのA)の音がその440Hzになるみたいです。ものによってはA4になっていたりして、そのときは1オクターブまた下のAの音が存在しています。
しかし、440という数字には個人的に少し違和感を感じます。他の音は小数点第2位くらいまであって、Aの音だけ綺麗に440です少し大人の事情があるようなにおいもしますね、、、
チューナーは音楽に関わる上で必需品。でもチューニングするための物だけじゃなくて、その仕組みに触れていくとまた世界が広がりますね。いつもと違う周波数で作る音楽って既存の絶対音程に沿った音楽とはまた違って面白いかもしれませんね。
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