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ミスに厳しい職場ほどミスが多い?

夜な夜なプレゼン資料を作っている柊です。
最近は、毎週のように社内の初めましてな部署と会議しまくって、
自部署製品を宣伝しまくることになってます。

「ミスに厳しい職場ほどミスが多い」のはなぜか | 読書 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)

という記事を見つけたので、ちょっと考察でもしてみます。

この記事では、特にミスが発生したときの上司からの「犯人捜し」が
職場での心理的安全性を壊していまい、成果へのプレッシャーとして
弊害をもたらす、ということが多く書かれていました。

柊が一般社員で過去10年以上携わったプロジェクトでは、
ミスがあった場合は、非常に厳格に扱われてきました。
柊としても当時相当なプレッシャーだった一方で、
この経験が、柊の仕事の仕方のベースになっていると自覚しています。

ただ、これが弊害かというと、そうは思っていません。
それは、なぜミスを厳格に扱う必要があるのか、をきちんと理解していたからだと思います。
これは犯人捜しを擁護しているのではなく、犯人を捜すことが目的ではないことを理解していた、という意味です。

ミスを厳格に扱う、ということは、職場でのプロセス上の課題を特定し、是正・改善する、という至極当然な取り組みです。

ミスをした人を特定してその人のみに是正・改善を要求するのではなく、
なぜその人がミスをするようなプロセスになっていたかを特定し、プロジェクト全体を是正・改善する、という目的です。

もちろん、プロジェクトのメンバー全員がこの目的を理解し、
実践する必要がありますが。

そんなわけで、
なぜミスを厳格に扱う目的を共有し、メンバー全員が理解して取り組めば、
それはプロジェクトとして有意義な活動になると思います。

ミスがあれば、感情的になるのではなく、
淡々と、しかし厳格に、原因の、人ではなくプロセスを特定し、
そのプロセスを是正・改善する。

それは柊個人のミスでも同様で、
常日頃から、反省・原因分析をし続けることになってます。
なぜ5分析をきちんと仕込んでいただいた上司達に感謝してます。

それでは、また仕事の合間に。


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