島のオープンエッジ

きれいな弓型の川面に浮かぶ多数の花火は、他では見れない足立区の名所だ。これだけの大きなスペースに、たくさんの人が集まり、騒ぎ、楽しむ。島の夏の大きなイベント/足立の花火。

『島』の端部は対岸への通り抜けができないことから限られた人の利用ゾーンとなり、より豊かな空間が形成された。

例えば、綾瀬橋／墨田水門のあたりは東京湾よりの潮風を直接受ける。荒川沿いは大きな公園として開放され、屋形船の波止場等もあり憩いの場や季節の大きなイベントの舞台となっていく。隅田川沿いも、すべてが繋がっていないがいくつか大型プロジェクトにより護岸整備がすすめている。

島のエッジは、川に向かって開放された遊歩道や親水公園などによって、また新たな都市交通や観光資源として、まちを魅力化するアイテムの一つとなりえるように思う。より美しい川面に発展することを願う。

明日は、「閉じた島の巨大迷路」です。

この投稿はFacebookページで2016年7月12日に投稿されたものです。１週間でお届けする「島プロRide on」島のかたち その２です。