2022.07.24

低解像度の世界をぼんやり薄膜越しに見ている感覚。
久しぶりにこの嫌な感覚が続いている。
子宮が痛くて痛くて仕方ない。効かない痛み止めを見て、市販薬でも同じものがあるわたしのこの処方薬。ーさんも効かない痛み止めの座薬入れられて、痛い痛い我慢が出来ないと言っていた。効くまで少し待っていてねとは言うものの胸がザワザワした。
わたしは将来緩和ケア専門の施設で介護職員として働きたいと思っているけれど、そこでもあんな痛み止めばかりなんだろうか。
百聞は一見にしかずということはこの仕事を初めて嫌というほど思い知らされた。けど、考えても仕方ないことばかり頭でごちゃごちゃ勝手に進みだして動くから気持ちが悪い。青い薬と片頭痛薬、神経因性疼痛のカプセル。
みんなもうわたしの相棒だ。
ちりちりと胃が痛む。
腕も痛い。風にそんなにあたっていないはずなのだけどね。
痛いとこだらけのこの身体は生きてゆくには不自由すぎる。
中学生の時のわたしが言っていた、中途半端な不幸は困るって。落ちるところまで落ちたのならば、不自由さが目に見えて解ったら、きっと世界は生温くなるんだろう。
ヘルプマークがなくても譲り合えたら。
想像力はきっとこの世界を変える一歩だから。
愛に溢れた人でありたいけど、そもそも火星人には難しい話なのかもしれないね。

23:48.