「最高の人と結婚する方法」(共通テスト情報モニター試験)
「最高の人と結婚する方法」
数学的に証明されている最適戦略が存在します。
某大手予備校の共通テスト情報モニター試験で、
この「最高の人と結婚する方法」について
コンピュータシミュレーションを作成し、
その結果について考察する問題が出題されました。
(全国平均正答率は約43%)
どんな戦略?
人生で何人と付き合えるか予想する。
予想した人数の約40%までは、付き合っても結婚しない。
ただし「付き合った人の中で一番良かった人」がどんな人だったか記録しておく。 (数学的に正しい解では1/e、約37%を見送る)上記2の「付き合った人の中で一番良かった人」よりいい人が出現したら結婚する。
見送り続け、最後の一人になってしまったら、あきらめてその人と結婚する。
この戦略を取ることで、約40%弱の確率で最高の相手と結婚出来るということをコンピュータでシミュレーションしてみるのが、某予備校の出題でした。
※ 試験では「結婚」という用語を使わず、
「釣り堀から一番大きい魚を持ち帰る」
(最初の40%は放流)
という用語に変換されて出題されました。
数学的な証明はこちらのサイトで
※秘書を雇う、最高の人と結婚する、最大の持参金の人を選ぶ、最大の魚を持ち帰る… 根本は同じ問題です。
(オペレーションズリサーチの最適停止問題の例になります)
ヨビノリさんの動画もお薦め
(高校数学で分かる秘書問題【最適停止問題】)
追記:AIチャットで、共通テストモニター試験内容を指示してみたら、試験と同等にごく完璧なPythonプログラムシミュレーションが自動生成された。
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