DXハイスクール採択校決定
採択されると1学校あたり一千万配られる「DXハイスクール」の採択校が文文部科学省から発表された。勤務校も採択して頂ける事になり、ありがたくはあるのだが…
正直ベースの内緒の個人的感想としては、
給料一円も増えないのに
また一段とお仕事が増える系来たー
とやさぐれた気持ちも芽生えたり。
採択校は約千校、落ちたのが約1%とむしろ珍しかった模様。
リストを見てみると
「あ、あそこの学校も出してなかったんだ・・・」
と頭に顔を思い浮かべながら、あれこれ考えてしまった。
いくつかの学校の使い方的なお話も聞こえてくるけど、
正直…情報の共通テスト点数があがったりとか、
AO入試の合格者が増えるようなところは、
極めて少ないであろうな、という予感。
文部科学省のキャリア等と話すと、
いろいろ考えてるなぁ〜的なことも感じるけど・・・
ぐるっとまわってくると、
違った感じに見えてくる。
情報Ⅱを教える学校増やした方がいい、
という気持ちはわかるけど
「各学校一千万あげるからそれぞれ工夫してね」
だけでは、一部の人が疲労感が増すだけなのかも。
学習指導要領で標準単位数変え、
スクラップ&ビルドでうまく組み直さないとね…
ビルドばかりが増えると現場が溢れ過ぎちゃう。
国家的、上から精選、
何かを削って、ゆとりを作る方向を再度強めて欲しいもの…
情報に関していえば、
情報Ⅱをちゃんと教えられる人材も
絶望的に足りないだろうから、
どうするんだ、これ・・的なのもあるだろうけど。
ちゃんと教えられるような人材は
すでに他の仕事も振られまくっているだろうし…
全国の情報勉強会等で発表出来るような先生たちの
仕事振られまくりのお話聞くと、
少しだけ安心?もするんだけど・・・
この状況どうしたものやら。
機材購入等より、
こうした本当に忙しい層へ
助手でもつけたほうがよっぽどあれこれ
成果が上がると思うけど…
そんな予算申請もなかなかできないもんだろうしね…
ちなみに最近、
管理職から配慮してもらえて、
障害者雇用の人に仕事を一部、
任せることが出来るようになってきた。
動いて貰えるように
仕事を分割し、教える労力はかかるものの、
「役に立てるなら頑張りたい、
仕事のやり方教えて貰えるなら
どんどん仕事まわしてほしい…」
というマインドの人がそばに居ると
それだけでぐっと精神的に楽になった気がする。
改善の糸口の一つは
この方向なんだろうなぁ・・・