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【103本目】チタンシングルマグ
スノーピークのチタンシングルマグ
いよいよ記事にするネタがなくなってきてから部屋を見渡すと、ほぼ毎日使っているスノーピークのチタンシングルマグが目に入ったので記事にしました。
とにかく頑丈
このコップの素晴らしいところは、とにかく頑丈なところです。
落とそうが火にかけようがびくともしません。食洗機に入れても全く問題ありません。なんならこれでキャッチボールもできると思います。
チタンの特性
チタンの特性として、サビに強い、頑丈、軽いというものがあります。サビに強い、頑丈は確かにそうですが、軽いというのは微妙らしいです。軽さの面ではアルミの方が優れているそうです。ただ、チタンの方が頑丈なので、薄く軽量にできるため、軽量になりやすいそうです。
しかも、熱伝導性もアルミより劣っていて、炒め物をするとわかりやすいのですが、チタンは熱伝導性が低いため、全面に熱が行き渡らず、炒め物をするとムラが出やすいです。一方アルミの方は熱伝導性が高いため、すぐに全面に熱が通って炒め物も火が通りやすいです。
熱伝導性の低さ
ただ、この熱伝導性が低いことがメリットになることもあります。味噌汁やラーメン、鍋などの汁物を調理するときです。
熱伝導性の高いアルミだと、熱した鍋に口をつけることは火傷の原因になります。しかし、チタンの鍋はフチまで熱が通りにくいため、熱々の汁物を口づけですすることができます。
水きれの良さ
さらにスノーピークのチタンシングルマグは、水切れが非常にいいです。
これはチタントレック900でも同様で、コップ・ケトル・調理鍋として共通する機能だと思います。
これは個人的な感想ですが、トランギアのケトルよりも、スノーピークのシングルマグの方が水切れがいい印象です。
夏は不向き
とはいえ、シングルマグのため、夏は不向きだと思います。
というのも、夏に飲みたいのは冷たい飲み物です。シングルマグに冷たい飲み物を入れると、すぐに外側に水滴がついてしまいます。テーブルはびしょ濡れになるかと思います。ここは真空断熱構造のコップがやはり活躍すると、今夏も感じました。モンベルで売っているサーモスの缶にフィットするコップはかなり有用だと思います。
冬はかなり強い
一方、寒くなってくるとチタンシングルマグが本気出してきます。
というのも、寒い中で熱い飲み物を入れても、結露はしません。
しかも、チタンなので、熱々の出来立てコーヒーを入れても、口元は熱くなりません。
寒い時期、熱々は飲みたくても、冷めるまで待てない方には非常に共感していただけるのではないでしょうか。
まとめ
スノーピークのチタンシングルマグが、寒い時期には非常に活躍する、という話を記事にしました。
見た目がかっこいい、というのが購入したメインの理由だったことをここに白状しますが、長年売れ続けている裏付けは、水切れのよさとチタンの特性ゆえの冬の使い勝手の良さだと思います。
個人的には、雑に扱っても壊れない・食洗機に放り込んでも余裕、な頑丈が気に入っております。
それでは皆様、明日の良い1日をお過ごしください。