自分なんて… と思わない 仕事のことで 「根性なし」ぷらす・・・ 色々と言われたな その相談にのってくれた人に この人って応援してくれてるから キツいこと言うんだろうな 昭和の時代みたいに 「ありがとうございます」 と感謝するの?しないといけないの? 反省はした 人生ってなんだろう そういう自分が陥りやすい迷路に はまらないようにしながら そして いつも100%頑張ろうはやめた 努力はするけれど 燃え尽きるまではしなくていいと思っている 充実感も求めている 継続するにはどう
僕の胸へ 僕の伸ばした腕に 寄り添ってくれればいい 君の体温を味わえば 僕の周りの空気の温度も変わる 暑い暑い夏の日に 二人の体も燃えあがる 網戸にしがみついて 鳴き叫ぶ蝉のように 僕と君がひっつけば 意味ありげな存在 それでいても それぞれがそれぞれであれば これからぶつかることも 乗り越えられる そんな気がする
疲れていない 疲れていない 疲れていないよ 念じてみた なにかを力任せに粉々にしたい そんな若さもない今日この頃 支えってなに これ以上裏切りたくない そう誓っていた自分自身と あっとそうだ 支えてくれてる人 この自分なのだ なんだか流れる涙 こんな夜中に 眠れなくて起きていても そんなことに気がついて 時にはいいことあるんだな はっとして ほっとした 暗闇の中で
早朝ベランダに出たら ピーチクパーチク鳥たちが 声の高さもそれぞれで まるで会話しているみたい 家の中に入ると ギャフンギャフンと なんだかよくわからない 僕と彼女のすれ違い どちらが良いとか悪いとか ただの通りすがりにしてみれば どちらも心なごむ風景であって こんなのが いつまでも続くといい 時々でもいいので
人と会って 「元気にしてた?」 て聞かれたとき 「元気です」 て自分の場合 そう応えるけれど みなさんの場合 本当に元気なのかな? 僕はたいてい 元気じゃないです でも 挨拶の中のひとつだから 「元気です」 でいいよね 親しい人だと 「それが…」 て話をひろげられる そういうチャンスということで ずっと嫌いな言葉だったけど 今はそうでもないかも
爆発して大泣きしてしまいたい すれば? て感じだけど 身体のあるところで とまってしまう 爆発は思考のどこかで冷めて 涙が目の奥で引っ込んで 最近そんなことの繰り返し 動けるときに動いておこう 辛いです、それ 明日までに溜まったそれらを 放りだして 新しい感覚になりたい できるなら さっさとそうしてる 抱えきれない
こんなもんだ ドキドキしながら 挨拶した 自分自身に 今ここにいる奇跡 大切な人たちが周りにいると やっとこさ気がついた 実は何も誰も変わっていない 相手の優しさに気づける人 その気づける人こそ 相手のことを 見つめられる優しい人 そういう人でありたい 自分のキャパシティは なんとなくわかってきた 無理することはない その中でできること 何かはあるはず 紆余曲折 遠回りしたけれど あまちゃんだけれど ここでこうしていられる まだいける
精神疾患をもってから 小さな社会が 自分の居場所だったから 何十年と経った今 外に出てみて 周りと歩調を合わせることが 難しいとつくづく思う そういう不器用さを 「頭が悪い」 とテンポのズレを 指摘する人がいる 確かにあなたの笑いのツボ わからない でも大丈夫だって あなたのこと ウットリ見てる人いるし 面白いからと 腹抱えて笑ってる人も沢山いる そんな中 あなたより 経験のあることに関して 発すると マウント取るとなるけれど なにもあなたは負けていない 全くライバルにはなら
精神疾患で て自分のことだけど 目指すところが 違う世界で そして その望む世界まで行けたら それは自身の人生を 十分に 全うしたということなのかな
色んな生き様に 終了証書を渡せるとしても どんな終わり方でも どう誰がジャッジできるのか 本当は 皆が平等であるから
本当は 僕は何もできない そんな立場は悔しい できる人の後ろにいるのも 嫌だなこの関係 なんでいつも! サッサと前に行ける人は 魅力的てなるんだろうな 僕は何もできない 染みついたイメージ 何もできなくない! 誰かと比べる時間 無駄 こんな時がステップアップする 大事な瞬間かも
いつか もしかしたら なんだけど あの自分とは違う健常者の皆と関わる社会生活で もう頑張らなくていいとなったとき この世の終わりということ 続けていく なにがなんでも 本当は沢山あたふたして 惨めな自分をさらけ出しているくらい 皆との差を感じるときがある 何十年も障がい者のなかだけで生きてきた そんな自分が 今だ!今しかない!という感じで 飛び込んだ一般の社会の先には 希望と自分自身への歯がゆさが入り混じって 何とも言えない世界であった でも限界
周りの人達の なんでも速さが 自分のと全然違って 目がまわるほどで ついていけてない
暖房もなく凍えるような空気の中 ひとり正座をして 風呂上がりの髪を乾かすからと ドライヤー片手に持って もう片方は握りこぶし いつもは大きな目を 今はギュッとつぶって ポロポロと流す涙を見て やっと気づいた 彼女に対する鈍感さ やってしまった ごめんごめんと 手を差し伸べたとき あまりの彼女の手の力強さに 余計に自分の残酷さに呆れてしまい その手をこちらも強く握り返して引っ張って 今日一日辛かったんだな ひとりにして悪かったと 夕飯の会話を思い出しながら 彼女が彼女自身に 罰
たどり着かなくてもいい理想像 達成しなくてもいい完成形 どれにも完全に一致はしないから その先には 夢がある 人生いつも途中 #FTM