4/4
4/4はFOUR TOMORROWの日!
と言いながら、はしゃいでイベントやら何やらやっていた日々から数年が経ちました。今でも毎年4/4は個人的に大切にしているのですが、今年はここ最近と同じように何も発表できない4/4となってしまいました、無念。
2年前の2020年4月4日は土曜日で、ちょうど2010年4月4日に10周年ライブをやったこともあって、20周年だし土曜日だし、なんて実はあれやこれや考えていたんです。でもご存知の通りのコロナガンガンになってしまって、とてもそんなことが叶わず、そのまま2年が経過してしまいました。
見たことがある方もいるかもしれないですが、僕たちのHPには過去のライブの記録がほぼすべて掲載されています。これは、ある好きな写真家がHPに「日々の記憶を記録することが大切だと思っています」と書いていたことがあって、そのことがとても好きで、僕も自分達のライブの記録をしっかり残しておこう、と思ったからなんです。http://fourtomorrow.jp/show_past.html
今しがたざっと見返していて「いろいろやったなぁ」という感情と「まだまだあれもこれもやりたいなぁ」という2つの感情が出てきました。そう、やっぱり新しい曲を作ってライブをしたい。焦ったり急いだりする必要は全然ないんだけど、でもやっぱりそういったことをやりたいなぁ、と改めて思いました。先日Roadside Recordsさんが掲載してくれたスプロケのまるさんのInteviewを読んだ時も、そんな感情を覚えました。(めちゃ良いInterview!ありがとうございます!)
思いだせばまだ学生時代、自分がこの歳になってもバンドに属しているということ、はある程度考えていたんです。そういうバンドにしたいな、という考えがあった気がしています。でもその「形」は、今感じている「形」と随分と違っていた気がします。それは自分が今、海外にいることが理由ではなくて、です。そして今考えている「形」の方、がその範囲というか振れ幅がより広がっている感覚を持っています。(とか書きながら、全然自由に日本に帰れないじゃないか!と痛感するのです泣)
人生100年時代の考え方、なんて盛んに言われていますが、周りで音を鳴らし続けている皆さんの様子を見ていると(実際には見に行けてないじゃないか!くー!泣)、やっぱりそういうことなんかな、と背中を押してもらっている気がしてならないんです。2年の時間を経て少しずつ、でも確実に動いていることを、遠くからでも感じることができる。
上海でひとりで暮らし始めて2年になりますが、昨年ちょっとやっぱり寂しいか?と思い、部屋に植物を置くことにしました。中国は超ネットショッピング社会なので、植物も全然オンラインで買って家まで送ってくれるんです。
アリババのTmall(日本でいう楽天でしょうか)でいくつかの植物を買いました。でも、買う時に表示されているのはもちろんすべて漢字なので、いったい自分が何の植物を買ったのか、わからないんです。
届いた!窓の近くに置いた!良い感じ!
は良いのですが、これはいったい何という植物で、どうやって水を上げたり世話をしたりすれば良いのかわからない。そんな時に思い浮かんだのはメンバーのなおきでした。彼は植物に関する仕事をしているので植物にはとても明るい、と。さっそくメンバーLINEに投げ込みました。
や「ちょっと寂しいから植物育て始めたんだけど、ネットで買ったから何の植物かわからなくて。これ、何かわかるかな?(写真を添付)」
な「小さい方はパキラで大きい方はベンガルボダイジュの仲間だね、もうひとつは柑橘のレモンかライム!成長たのしみ!」
や「よくわかるな!水あげるのとかどうすんだろう?」
な「部屋の日当たりも良さそうだし、風通しを良くしてあげて乾いたら水あげればOK!」
や「なるほど!ありがとう!」
な「あと、パンク聴かせると成長が早いよ!とげも生えてくるよ!」
やっぱりバンドはおもしろいですよね。
早くライブできるようになると良いな。