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クチで仕事をしてきた僕がモジで仕事をするようになった話

やりたいことが見つからない
夢や目標がない

20代の若手社会人の方から相談を受けることがあります。

僕が天職と呼べるライティングと出会ったのは今から4年前、30代も後半にさしかかったときです。
人生はいつ変わるか分からない。だからまずは目の前のチャンスをつかんでいくのみ、今は心からそう思います。

こんにちは、Webライターのよしとです。

4年前の自分がいまの姿を見るときっと想像できないでしょう。
僕はいまWebライターの仕事をしています。

この仕事をしているとよく聞かれるのですが、新聞記者や雑誌の編集者など文章を書く仕事に携わっていたわけではありません。
むしろ文章とは無縁の営業の仕事をしていました。

この記事ではそんな営業職の僕がいかにしてWebライターになってきたのか、そしてライターの仕事に対する今後の想いを書き綴ります。

天職にいつ出会うか分からない、だから今の仕事を一生懸命にやってほしい

そんな想いを込めて書いていきます。

ライティングとの出会い、そしてWebライターへ

きっかけは10年来お世話になっている社長からのお誘いでした。
「よしとくんブログの仕事とかって興味ある?」
そんな一通のメールから僕のライター人生は始まります。

時は2018年4月、40歳という節目が何となく視野に入ってきたときのことです。
そのときの僕は営業職をそれなりに楽しみながら、いつかは自分の力で稼いでみたいなと思っている30代男性でした。

そんな中で受信したメールは一見すると意味が分からないものでした。

「社長は僕が営業職しかやったことないことは知っているはず。それなのになぜブログ?」

やったことないからと断ることは簡単でしたが、お世話になっていることもあり無下にするわけにもいかず一旦電話をしてみました。

よく聞いてみると
・いつか起業したいと言っていたから発信力をつけてはどうかという社長の意図
・未経験でもコツコツやれる人材を探している会社がある
・よしとが信頼できるから思いついて声をかけてみた

要約するとだいたいこんな感じの理由で僕にお声がけいただいたようです。

いったん引き受けて先方の会社の方とお話をすることになりました。
「取り合えずやってみてダメだったらその時に考えればよい。社長の顔も立つから問題ないだろう」
くらいの軽い気持ちでブログのライターをスタートしました。

まさかのフリーランスへ転身

ライターの活動をスタートしてからは、ブログの代行をしました。
日々、500文字程度のブログを書いていました。

毎日ブログを書くことに対して抵抗がなかったかといえば、嘘になりますが初めてのブログは意外に楽しかったことを覚えています。
もちろん記事のネタが全く浮かばずキツイ思いをしたことはあります。
ですがそれ以上に読んでいただける方の反応が嬉しかったですね。

考えてみると全く見知らぬ人から評価をもらうことって今までになかったのですね。
SNSとしてはfacebookをやっていましたが基本は友人ばかりなので知らない人はいない状態です。

そう考えると自分の生み出した記事が、名前も顔も知らない人に影響を与えることの面白さと責任感にライティングにのめり込んでいきました。

そこから転機は2年後、緊急事態宣言まで時計の針が進みます。

2020年4月、今までの常識が大きく覆る事態がやってきました。
誰も家を出ない、仕事にも行けない、そんな日が来るなんて予想をしていませんでした。

営業しかやったことのない僕にとってお客様に会いに行けないという状態を見ていると「このままでは自分の仕事も危ないのでは?」という考えが頭の中を駆け巡りました。

そこでどんな状態でも手掛けられるWebで出来る仕事を探し始め、Webライティングに行きつくのです。

どうせやるなら真剣にやろう

そんな気持ちで、プロ野球のフリーエージェント宣言ならぬ、フリーランス宣言をしました。

Webライターの新しい常識を作りたい

フリーランスとして仕事をすることになり2年半ほど経ちました。
自分の看板を背負いながら仕事をしていくことは、営業マンとして新規開拓をしていたとき以上の責任とやりがいを感じます。

もともとライターの業界で働いていたことがない自分にとって、最初は業界の慣習や常識など違和感を感じることが多かったです。

それに無理やり合わせようとしていた時期はとてもしんどかったですね。
ところが、あるとき業界の常識を新しく作りたいという想いが沸々と出てきました。

この仕事をやっているとこんなことを言われます。

Webライターは稼げないよね
マーケットは既に多くのライターで飽和しているでしょ
副業感覚でやるならともかく、本業ではできない

僕がこの2年半で見てきた世界や接してきた人とは全く異なる意見が世の中には溢れています。

僕にとってWebライターはとても広がりがある仕事です。
日本語を扱うのでどの分野でも仕事になりますし、どれほどSNSが発達しても自分の考えを文字で発信をするという行為は続いていくでしょう。

営業マン時代に上司から「マーケットは自分の頭の中にある」という教えをいただきました。
この言葉がいつも自分を奮い立たせてくれます。営業をしてきた経験がいまの仕事にものすごく生きています。

全ての経験は無駄なものがないし、全て意味があります

まさにWebライターのマーケットや可能性は無限に広がっていて、これから更に面白くなる仕事だと確信しています。

僕はこれからもそんなWebライティングの未来に挑戦する生き方をやっていきます。

それでは、また。

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