こんな時こそチャンスなのです
ひぐらし坂の母でございます。
数年前に中学受験を終え、無事に開成中学に合格しました。
このnoteでは息子の中学受験を振り返り、親子のメンタルを最強にするための考え方をお伝えしています。
中学受験は究極的には【親子のメンタル】が重要です。
特に【母親のメンタルが9割】というのが私の持論です。
このnoteの基本姿勢はプロフィールをご覧ください。
さて。
いよいよ受験本番というときに、例のウイルスが猛威を振るっております。
関西の受験は来週からはじまるところもありますし、首都圏も一か月をきりました。
さらには一都三県には緊急事態宣言も発令されるようです。
受験生にはいろいろな雑音が多い年明けになりましたが、本当に勝つ子はこんなことには動じません。
むしろピンチをチャンスに変えるのです!
正しく恐れること
たしかにウイルス感染は恐怖です。
潜伏期間が長いので、いつどこで感染したかわからない・・・ということが多くあるようです。
こうなったら、やるべきことはきちんと感染を予防する手立てをとることです。
人混みにはいかない。
マスクを着用する。
うがい・手洗い・アルコールを励行する。
体調管理につとめ、免疫力を上げる。
家族全員でステイホームする。
長くてあと一か月ですから、感染対策については万全を期しましょう。
通塾時間が長くて不安がつよければオンラインに切り替えるとか、本当に必要な授業以外は行かないとか、お子さまとご家庭できちんと判断することが重要です。
誰かの意見に左右されるのではなく、ご家庭でしっかり判断することです。
緊急事態宣言が発令されたら一都三県の学校はどうなるのかわかりませんが、この際受験が終了するまで欠席するのも有効だと思います。
もし今年ウチが受験だとしたら、私は迷わず欠席させます。
というか、ウチの受験は数年前に終了したのですが、感染症がなくても三学期は2月5日まですべて欠席しました。
お子さんにとっては、学校を休むことに罪悪感が大きいかもしれませんので、そこはうまくお父様お母さまがフォローをしてあげてください。
「感染症が怖いから学校を休むことは悪いことではない。
むしろ、そう決断して受験にむけて体調管理をすることは良いことだ。
どんな決断でも支持をするし、学校には話をつけるから安心して受験に集中するように。」
こんな風に言ってあげるだけで親子どもども安心できます。
首都圏の中学受験はあと一か月ですべてが終わります。
世間体を気にして判断を誤らないようにお気をつけください。
むしろチャンスです
受験前というのはとにかくピリピリします。
いろいろなことが心配になりますし、万全ということはありえません。
感染症があってもなくても、どっちにしろ落ち着かないものなのです。
心配が一つ増えてしまって今年の受験生はかわいそうだというご意見も多いようですが、そんなことをいちいち気にしているようでは勝てません。
むしろこれはチャンスです。
感染予防のために学校は休みやすくなります。
もしかしたら一都三県では休校になるかもしれません。
そうなると、自宅学習の時間が増えます。
受験前一か月間、自宅でじっくり勉強ができるのです。
塾に行くのも控えているようでしたら、塾の先生と連絡を取り合って、どのテキストのどのページをやるべきかを確認してください。
毎日の勉強の予定を親子でスケジューリングして、過不足なく進んでいるかをチェックします。
この時期、間違っても守りの学習をメインにしないことです。
見直しとか暗記の確認も大切ですし、毎日時間を作って繰り返すことは大事ですが、もっと大切なのは攻めの学習です。
毎日新しい問題を解くこと。
自分のちょっと上レベルの問題に取り組むこと。
自宅にこもっているとどうしても守りに入ってしまいます。
ライバルが見えないので、不安も大きくなります。
そんなときに勇気づけてくれるのは、常にアグレッシブに勉強に集中している自分自身の姿だけです。
過去に間違った問題の見直しも大切ですが、決して間違ったことに落ち込んだりしないことです。
二度目にやっても理解できなくても良いのです。
一度目にわからなかったことが一つだけでも二度目に理解できていれば良いのです。
受験生の中には必ずこの感染症を理由に、うまくいかなかったとか、勉強に集中できなかったとかいう人が出てきます。
はっきり言ってしまうと、そういう人は感染症がなくてもうまくいかなかった人です。
すべての受験生の条件は同じです。
誰か一人だけ感染症になっているわけはないのです。
上手くいかなかった理由を一つ追加して、逃げ道にしてもどうにもなりませんし、道はひらけません。
どんな時でも勝つ人は勝ちます。
感染症を逃げ道にしないことです。
対策だけは万全に
どれだけ外出を控えていても、受験当日には受験会場にいかなければなりません。
感染対策だけはきちんとしておきましょう。
学校も対策をきちんと講じるはずですが、自分のできることはすべてやりましょう。
受験会場では大声で話し合うようなことはしませんので、教室に受験生が揃ってもそれほど危険が高まるわけではありません。
むしろ感染症を気にしすぎて、メンタルが安定しない方が問題です。
周りがどうであれ、自分だけは落ち着いている明鏡止水の境地でいること。
自分に集中して、パフォーマンスを最大限に発揮できるようにしてください。
感染症を理由に逃げるのは、努力不足をごまかして逃げるのと同じくらい恥ずかしいこと。
どんな時でも自分のできることに100%集中することです。
逃げ道はすべてふさぎましょう。
トイレのドアの開け閉め、電車のつり革、タッチパネルの操作、エレベーターパネルの操作など、その他公共物に直接手が触れるのを防ぐツールです。
ウチは家族全員に一つずつ持たせています。
とくにエレベーターは良く使うので重宝しています。
こういうものを活用するのも一つのアイデアです。
母親のマインドチェック
・感染症対策はお子様と一緒に家族で話し合う
・塾や学校を休むことはこの際有効
・自宅で勉強に集中できるのはむしろチャンス
・感染症を理由に逃げない
・守りに入らず、最後まで攻めの一手で
・どんな時でも勝つ子は勝つ
・すべての受験生の条件は同じ
・お子様のメンタルを安定させる
・お母さまも冷静になる
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