新しい本 『親父の納棺』 が発売されます!
新しく本が出ます。
著者は東京工業大学 教授で『国道16号線』他 著書も多数の柳瀬博一先生です。
柳瀬先生は 以前からcakesで 私の『新ひぐらし日記』を読んで下さっていて、今回
「僕の本の挿し絵を描いてくれませんか」
と、お声掛け下さったのです。
この『親父の納棺』は、柳瀬先生がお父様を亡くされた時に、自らお父様にお着替えをさせ “おくりびと” となった際に感じた想いを綴っていらっしゃる、家族愛に満ちたお話です。
本になる前に私が初めて原稿を読ませて頂いた時には、思わず泣いてしまいました。
挿し絵は 25カット 描かせて頂きました。
内、見開きが 5カットありますので、絵の多い本といえるかもしれません。
プロデュース&編集は『盲導犬クイールの一生』をはじめとするベストセラー作家の石黒謙吾先生です。
平成で一番売れた本『バカの壁』の作者であり、東京大学名誉教授の養老孟司先生のインタビューも載っています。
今回このような錚々たる皆さんと一緒にお仕事をさせて頂き、とても勉強になりました。
『親父の納棺』は、幻冬舎さんから 8月3日に発売されます。
下記が幻冬舎さんに初めて行った時の写真です。(撮影:どん太)
皆さん お忙しい方なので、打ち合わせは 夜7時〜でした。5月13日のことです。
打ち合わせの後、私ったら家から持参した本をそそくさと出し、お二人にサインを頂いてしまいました \(//∇//)\
下記が柳瀬先生のサインです。なぜか蟹を描いて下さいました。
『国道16号線』を語るということで、先生は『マツコの知らない世界』等 テレビにも度々ご出演なさっています。
先生の文章は(私ごときが申し上げるのもなんですが 汗)テンポがよく軽快で、ユーモアに溢れています。
『親父の納棺』も重くなりそうなテーマですが、先生の筆で、時にクスリと笑わされてしまうのです。
そして、下記が石黒謙吾先生のサインです。
描いて下さったワンちゃんはもちろん、クイール♡
クイールはラブラドール・レトリーバーですが、カモメに似た形にそこだけ毛の色が黒かったんですって。
石黒先生はクイールを描く時に、ちゃんとカモメも描いて下さいましたよ。
私は表紙の写真を見つめながら「クイール!クーちゃん…」と声に出して呼ぶだけで、今でも胸が熱くなってしまうのです。
以前テレビで、オードリーの若林さんが「滅多に泣かない春日が『クイール』読んだ時だけ号泣していた」とおっしゃっていました。
まだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひお勧めです。ドラマ化、映画化もされています。
『親父の納棺』はコロナ禍についても言及しています。
柳瀬先生は、コロナ禍のため入院中のお父様のほとんど会うことができなかったそうです。
大切な人を会えないままに亡くしてしまった、という方も多いのではないでしょうか。
みなさんの心に寄り添う一冊となっております。
ぜひご一読いただけたら!と思います。
Amazon 他で ご予約受付中です。
8月3日以降は全国の本屋さんでもお買い求め頂けます。