恋愛観
共依存という関係に憧れに近いものを抱いている自分がいる。
自分無しではその人が生きられないと思えるような関係性に対して、破滅的で退廃的な幻想を抱いている。
生まれてきて誰かをそこまで愛することができるということに羨望を覚えてしまう。
だけど、僕は相手に依存したくないと思ってしまう。それの先に幸せが見えないからだ。
この感覚は僕のタバコに関する感覚に近い。1度吸ってしまったら、きっと依存してしまうだろうから、吸わないでいる。しかし、興味はある。
僕は共依存の関係性を、困ったことがあったら一緒に困ってあげる関係性だと思っている。
問題に対して悩んでいる人に対して、解決策を提案するのではなく、隣で悩んでくれる関係性だと考えている。
暗い穴に落ちていく人を引き止めるのではなく、一緒に手を繋いで落ちていく関係性が官能的なまでに好きなのだ。
救いの本質は、問題を解決することではなく、問題が問題のままでも安心を与えることなのだ。
僕は愛され足りないのだ。
愛されたくて認めてもらいたくてたまらないのだ。
誰かに依存されたくて縋りつかれたいと思っているのだ。
どんなことでも受け入れられるから。
1度好きになった人を嫌いになることは本当にない。
それなら、俺を嫌わせてみろって思ってる。
弱い所まで愛してやる。
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