勝頼への忠義 仁科信盛
織田信長の甲州征伐。
重臣の武田一族の穴山梅雪ら、武田氏に属していた、武田勝頼の部下らが、離反する中、唯一といっていい、勝頼に忠義を尽くす男がいた。
仁科信盛(にしな のぶもり)
である。武田信玄の五男である。
高遠城🏯を守る、仁科信盛 以下3000人。
迫る織田軍、大将 織田信忠以下、
50000人。
信盛の部下、小山田昌成・大学兄弟が
500人を率いて、織田軍に突撃した。
命を捨てて切り込む凄まじい武田軍の攻撃をして、縦横無尽の戦いをした。
織田軍 270人、武田軍は107人が戦死したと記されている。
小山田隊の退却によって、織田軍の攻撃が勢いを増した。
信盛は参戦しようとしたが、小山田兄弟が、大将は、指揮するのが本分と諭された。
落城が迫った信盛は、本丸の櫓に上がり、小山田兄弟と別れのサカヅキを交わし、切腹した。
裏切りの相次ぐ中、勝頼への忠義を貫いた、仁科信盛は、男の中の男であろう。
私も信盛にあやかりたいものだ。