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2歳の遊び紹介〜鋏で切る〜


皆さんのおかげでnote毎日投稿続けられています。(7日目かな?)
ひぐひぐです。


今日は鋏のことです。

一般的に鋏の指導は年中から年長の活動という認知がほとんどだと思います。
安全面の考慮から小学校でも手の届くところに置かないという話を聞いたことがあります。

しかし、大人が丁寧に鋏の使い方を見せていけば使えるようになるのです。
この差は、創作意欲にも繋がっていくでしょう。

まず鋏の使い方を教えるステップとして

①持ち方・しまい方
②渡し方・受け取り方
③一回切り
④直線を切る
⑤曲がった線を切る・連続切り
⑥切ったものをしまう、鋏を片付ける

があります。
教え方の基本は動作の細分化です。
注意すべき点・注目してほしい点をゆっくり見せる。
その効果によって得られる感情の言語化を手伝う。
我が家ではこんなことに気をつけています。

例えば鋏の渡し方。
渡す人は「はいどうぞ」と言い、刃を隠して相手が傷つかないように配慮して渡します。
受け取る人は「ありがとう」と言い受け取った後はまた刃を隠します。
相手と気持ちよく関われるお作法ですよね。
相手を思いやる行動を通して、
その心地良さを感じられたらそれだけで実体験を通した立派な学びです。
このやりとりが娘は大好きで、1度始めると、永遠にハサミが行ったり来たりしてます。
(ねぇねぇ、まだ紙切ってないよ?w)
(それでも楽しそう)

子どもがやりたい!と思った時に、
『いいよ』が言えるように
やり方を早めに知って、実際に不安が無くなるまで大人同士でやり方をシュミレーションしておくと安心だと思います。

子どもがやりたい!と思った時のことを
モンテッソーリ教育では『敏感期』といいます。
詳しく言うと、敏感期は、自分の成長に必要な事柄に対して敏感になり、
環境の中から子ども自身が選び出して熱心に取り組みながらその対象を難なく獲得する時期をいいます。

この時に必要なお仕事・遊びをセレクトして環境に取り入れるのがベストです。
そのためには子どもの関心がどこにあるのか、
注意深く観察することが大事です。



恐らくこの遊びはハマるだろう、出来るだろうと棚に出した遊びが、理解が難しい場合もあります。

その時は、まだ敏感期が早すぎた、興味関心がないのかも知れません。
段階をひとつ戻して難易度を下げてやってみる事で、理解がスムーズになります。
子どもが試行錯誤するように、大人も子どもを研究する必要があるのです。
(娘の場合沢山ピースがあるパズルが苦手なので、簡単な絵合わせから始めるとか)


2歳の娘は今、1回切りのみを経験しています。
線にめがけて切ることが上手になってきました。
次ハサミを使う時は直線を数回に分けて切るものを提供してみたいと思います。

追記
ハサミのキル練習は印刷可能なダイソーの固い紙や画用紙がオススメです。
コピー用紙だとふにゃっとしてしまいますのでご注意を。

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