About moooi
■moooiとは
・オランダ発のインテリアブランド
・設立年:2001年
・設立者:マルセル・ワンダース/キャスパー・フィッサス
・特徴:遊び心満載のユニークで個性的なデザイン
・日本正規輸入店:トーヨーキッチンスタイル
・主なデザイナー:
-マルセル・ワンダース
-スタジオ・ヨブ
-ベルトイアン・ポット
・主な有名作品:
-モンスターチェア
-ランダムライト
-アニマルシリーズランプ
▶︎Moooiショールーム
▶︎moooi公式サイト
▶︎moooi -Japan公式サイト
■簡易歴史
2001 年に、インテリデザイナーMarcel Wanders とCasperVissers が創設。ブランド名「moooi」は、オランダ語のmooi(美しいの意味)にさらに1 つ” o” を加えることで、さらなる美しさやオリジナリティのあるデザインをめざす、という意味が込められ名付けられた。
2006 年、イタリアの老舗家具ブランドB&B Italia が、moooi の50%の株を保有し、そこから約8 年間、moooi はB&B Italia の元、大きく成長していった。
事実、2006 年当時、600 万ユーロだった収益を、2014 年は約4倍に当たる2300 万ユーロに増やし、発表する作品も常に注目を集めていった。
2015 年の1 月、大きく成長したmoooi は、B&Bltalia が保有していた株を全て買い戻し、B&B Italia から完全に独立した。
同年9 月、Casper Vissers に代わり、10 年間Marcel Wanders Studio でマネジメントディレクタを務めていた「Robin Bevers」がCEO となった。(Casper Vissers はmoooi を離れた後、妻Suzy と「REVISED」というブランドを立ち上げている。)
また同年、初めてニューヨークにショールームを構え、さらに翌年の2016 年、ロンドンにもフラグショップを立ち上げた。
現在moooi は79 カ国の国々で、展開されている。
世界最大のインテリア国際展ミラノサローネでも、毎年多くの注目を集め、多数のデザインアワードを受賞している。20 世紀に入ってからの創立された新しいブランドだが、今や誰もが認める「高級インテリアブランド」である。
■moooiの特徴
moooiのデザインの特徴は、何と言っても「個性的」で目を引き、遊び心溢れるデザインだ。
創設者であるMarcel Wanders氏がアートディレクターをつとめ、彼の独創的で予想外の発想を、作品のすみずみから感じ取ることができる。
見るものを圧倒する発想、唯一無二の「個性」、それらが我々を魅了し、moooiが注目される理由かと思う。
ワンダース氏以外にも、多くの有名デザイナーが、moooiで作品を発表し、常に話題の中心で取り上げられている。
日本人から見ると、一見、個性が強すぎ、使いづらく感じる作品が多いが、一度空間に置くと、アート作品のように見るものを楽しませつつ、空間を引き締める役割を果たしてくれる。
個人的には、一番好きなブランドだ。
■HISTORY
・2001年:Marcel WandersとCasper Vissersが創設。
ワンダース氏がアートディレクター、キャスパー氏がCEOについた。
・2002年:オランダのブレダでオフィス家具ビジネス「LENSVELT」を運営する、起業家Hans Lensveltとチームを組み、創作活動を開始する。
また、Hans Lensveltからは、資金面での投資も受けた。
・2006年:イタリアの老舗家具ブランドB&B Italia が、50%のmoooi株を保持し共同ビジネスをするに至る。
moooiは、ここから約8年間、B&B Italiaの元で経営することになるが、B&B Italianのショールームにも、moooiの作品が展示されるなど、関係性は非常にうまくいき、とても良好な関係を築いた。
・2012年:B&B Italiaの持株50%の半分に当たる、moooi株の25%と、lensveltの保有するmoooi株10%を買い戻した。これにより、マルセルとキャスパーは75%のmoooi株を保持することになった。
・2015年1月:B&B Italiaから残りの25%の株を買い戻し、100%、マルセルとキャスパーがmoooi株を保持することなった。
・2015年9月:Marcel Wanders Studioで10年間マネジメントディレクタを務めていたRobin BeversがCasper Vissersに代わりCEOとなり、Casper Vissersはmoooiブランドから離れた。
Marcel Wandersは引き続き、アートディレクターを務め、現在に到るまで、歴史に刻まれるデザイン作品を生み出し続けている。
※参考:https://www.dezeen.com/
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