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#007『ザ・マジック』
昨年、インスタで毎日10個感謝を書いてる人に出会った。
簡単なことだし、すぐさま私もやってみようと思い立ち、11月中旬くらいから緩い縛りで始めてみた。
内容は被ってもいいので、なるべく毎日、10個感謝を書くという自分ルール。
毎日せっせと書いていて、しばらくしてからノートを振り返ったら、その時の気づきが半端なくて、これはすごいなと実感した。
被ってもいいことにしてあるので、半分くらいは毎日同じことに感謝していることになる。でも1〜2割はその日その時ならではの感謝が見えた。
例えば、被っている項目の場合なら、よほど優先順位が高いんだなという気づきにもなった。→私なら、ご飯が美味しく食べられてありがたいとか。温かい布団で気持ちよく眠れてありがたいとか。今日も元気に運動できてありがたいとか。
困りごとからも、何か得ようと言い方捉え方を工夫する時点で、言語化特訓にもなったと思う。
日々のキラキラ感も、凹み感も、全体を鳥の目、引きの目で見られて、すごく面白いなと思った。
点が線になっていく様子も見えた。
そんな矢先、この感謝を書くスタイルはどうやら、『ザ・マジック』という本の28日の感謝ワークとして提唱されたのが始まりらしいと知った。
すっかりハマりつつあった私は、原点に当たって、まずは一回提唱通りに取り組んでみようと思った。
2024年1月21日のこと
途中、取り組めない日もあったけど(指定通りやると、一旦滞ったらまた最初からリスタートする決まり。でもそれは自分ルールでそのまま継続することにした。)、28日完走した。
確実に感謝体質になったと思う。
いろんなことが、本当にありがたいと思える。
少し寛容にもなった気がする。(気のせいか?)
家があること
水があること
時間があること
体があること
温かい布団があること
幸せを運んでくれる家族がいること
時々刺激を与え合える友達がいること
新しいチャレンジを運んできてくれる見知らぬ人がいること
スーパーで買える食品があること
お金があること
今まで、意識にも留めてなかったことに気がつけたのは、これからの人生をどう感じるかに大きく影響を与えたと思う。
特に、家族への感謝の気持ちが膨らんだ。
離れて暮らす息子への感謝
日々穏やかに幸せに楽しく時間を共に過ごしてくれる夫への感謝
孫への気遣いを定期的に発動させ、会えばその都度知らせを寄越してくれる私の両親(同じ県に住んでいる)への感謝
会う回数がめっきり減ったけど、顔を見せに行くと喜んでくれる義両親への感謝
たまたま私は縁あってエンディングノートの良さを伝えていくことをしてみたいと思い、認定講師の資格を取ったのだけど、エンディングノートを書くとき、この感謝の気持ちがあれば、エンディングノートをいつか受け取って読むことになるであろう人にも、その感謝の気持ちが伝わると思う。
そんな内容のノートが書けると思う。
そしてそこからの人生も充実すると思う。
エンディングノートを書こうと思ったら、是非この感謝ワークに取り組んでみてほしい。
自分の人生がいかに感謝に溢れているかということに身をもって気づけたら、残しておきたい言葉が変わると思う。
20240227