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【エッセイ】小説を発売した後日談

小説「サマーシンフォニー」を発売して、
約、三週間が経ちました。
売上は徐々に伸びていて、本当に嬉しく思う。
合計すると夢の国の入場料くらいになった。
このお金は全て、現在制作中の詩集(紙)の、
費用に当てさせてもらいます。
いいものを作るチャンスを与えてくださり、
ありがとうございます、決して、無駄にはしません。

今回の作品もそうだけど、小説は趣味として、
気楽にだらだら書いているので、
完成まで一年以上もかかってしまった。
舞台は2022年の夏を書いているのに、
発表が2023年の夏になってしまった。
このタイムラグはどうだったんだろう。
正直、書いている途中で、
何度か、挫折しそうになったけど、
とにかく完結させることを目標に書きました。

某有名文学賞に応募される小説の7割が、
完成してないまま送られてくるという噂を、
編集者さんから聞いたことがある。
それくらい熱を維持したまま、
物語を最後まで終わらせるということは、
難しくて、忍耐強さが必要なのだろう。

僕の場合、幸運なことに、
身近に小説のプロフェッショナルがいたので、その人から、意見をもらったり、背中を押してもらえて、なんとか形にすることができた。
一人では無理だったかもしれない。

月に1000円くらい支払えば、
映画も音楽も無限に味わえる時代なのに、
笠原メイの300円の小説に価値を感じてくれて
購入してもらえたと考えると、
奇跡のようにも思うし、自信にも繋がりました。

本当にありがとうございます。
これしかない、お金や時間を使ってくれて、
僕に次のステージを見せてくれた人達へ、
いつか「自分の目は間違っていなかった」と、
思ってもらえるように頑張ります。

蝉の声も聞こえなくなり、向日葵は枯れて、
夏がもうすぐ遠ざかってしまう。
秋も冬も好きだけど、今年の夏は、
「サマーシンフォニー」を発売したことで、
いつまでも記憶に残る特別な夏になりそうです。

次は、ついに詩の冊子を発売します。

短い手作り冊子を詩集と呼んでいいのだろうか?
決まり次第、詳細を発表させて頂きます。
noteでも電子書籍版として販売する予定ですが、
できれば紙として、形あるものとして。
皆さまの手に届けばいいなあと思います。

これからもよろしくお願い致します!


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