有限な私たち
前に作った引き戸上の本棚。落ちないように部屋にあった赤い毛糸張ってて、その下は仲良くしてる絵描きにもらった、使い古した木製のパレットを打ち付けてる。色味と絵の具のざらざらした凹凸がいい。裕福な暮らしではないが、とても自由度の高い、心が豊かな日々を送ってる。
が、時間は限られてていつまでも同じままでは生きていけないともわかってる。何か新しいものを見つけて拾えば 、その代わりに何かを置いていかないといけない。一度に背負えるものは限られている。
歌ってても寝てても飲んでてもハッピーでもサッドでも腐っても同じ時間。時間は完全に限られてる。限られてるから選ぶ。やることやらないこと、始めること終えること、手に入れること手放すこと。愛すること憎むこと。
しかし雨が続くなあ。無駄に外に出ようと思わなくなるね。部屋には音楽がある本がある映画がある。たくさんの選んできた好きなカルチャーに囲まれてる。
#文字の柄
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