アルコールに浸した拳をふりあげた
打撃音は 心の悲鳴 寝静まった街で
悲しく鳴る 骨の軋む音で 怒りの連鎖
太陽を引きずりおろして 赤い月が頬をぬぐう
人を信じる前に信じるのは自分
白黒つけるのは 戦争じゃない
言語がある 知恵がある 知能がある
白黒つけるのは 戦争じゃない
アルコールに揺られて眠ったり
踊ったり 笑ったりしよう
自身の憂いに着火するために
寄りかかるなアルコール
自分の足で立つ 現実は脆くて儚い
限りある人の生 豊かさはそれぞれ
自分の足の裏で 地を踏みしめる
みんな不安定という名前の靴をはいて
新しい朝に少し期待している
#文字の柄 #暮らしの柄