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【お金のおはなし】緊急時に、すぐに自分でできるお金のこと。

 私はマネー講師をしております。たまにはお金のことも・・・。

 コロナウイルスの感染拡大により様々な影響が出てきて心がそわそわしてしまう毎日ですが、お仕事に影響がある方も多いかと思います。給料が大きく減ってしまったり、仕事が無くなってしまったり・・・ニュースを見るだけでもとても深刻です。私自身もフリーランスなので、今回ばかりはこの深刻さを深く実感しています。

 公の補助金など申請できる制度が次々に決まってきていますので、しっかりチェックしたいですね。立場によって受けられる制度などが異なりますが、これからも徐々に決定していく段階で、あちこちに様々な情報がありますが・・・NHKのサイトがわかりやすいです
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/management/?tab=2#mokuji7

 このような制度もありますが、ただただ受け身な状態で不安な気持ちを抱えるままでは勿体ないです。ピンチはチャンス!という言葉もあります。このようなピンチでは家計の無駄を省く大掃除ができるチャンスだと思って改善に今すぐ取り組みたいところです!

 今すぐできることとしては、何より優先したいことは「固定費の改善」です。これは「緊急時だからこそやること」でもあり、平常時の家計改善の講座でもお伝えしている大きなポイントですが、取り組むとやはり一番大きな効果があります。

 固定費とは、「継続してかかる費用」のこと。毎月、毎年必ず定期的に同じ金額を払う費用、ありますよね。これが高いと「お財布に大きな穴が空いている」状態と同じことです。今は緊急事態。今のような不安定な期間がいつまで続くかわかりませんので、なるべく本当に大切な費用以外は削るべきタイミングです。固定費というと例えば・・・
・住居費
・保険料
・車関連費
・通信費(スマホ・インターネット)☆
・定額制サービス(エステ・ネイル・・・)☆
・スポーツジム☆
・サブスクリプションサービス(動画・音楽・アプリ・ゲームetc.)☆
・定期購読している新聞・雑誌etc.☆

 この他にも色々ありますが、「住居費」などは今すぐ減らそうとすると引っ越しやローンの借り換えなど少し大掛かりになりますし、「保険の見直し」や「車の費用」などは契約や諸々の手続きが伴うものなのですぐに着手できなそうですが、すぐに手をつけられそうなものの改善は今すぐに行いましょう。(もちろん、今のおうち時間を使って、引っ越したら?ローンを借り換えたら?などのシミュレーションはしておくと良いですよね)

 上記にあげた固定費のうち☆印をつけたものは、必ず「必要か不要か?」を今の緊急時の視点で判断し、「不要」としたものがあれば即解約しましょう。平常時でもあまり利用していなかったものは迷わず解約できますね。今のこの緊急時だからどうしよう、判断に迷う・・・というものは解約することをお勧めします。また平常時に戻ってから再開すれば良いわけですので、今は本当に必要なものだけを取捨選択し、お金の流れを健全なものにしましょう。

 例えば
・ほとんど読んでいない定期購読の雑誌月1200円/月
・スポーツジム(家でも運動が可能)10,000円/月
・定額制のエステサロンなど15,000円/月
・ほとんど使用していなかったアプリ300円のもの3つ900円/月
・動画配信サービス(3つ入っていたものを2つにする)1,000円/月
・格安スマホに変えたら?削れる金額5,000円/月
→例えば上記だけでも固定費をカットできれば、合計31,900円/月の費用が浮きます。1年で約38.3万円、2年で約77万円、3年で約115万円の効果があります。固定費はその効果が持続すればするほど大きくなります。

 今のような緊急のタイミングでは「本当に大切な最低限のもの」だけに固定費は今すぐ削りましょう。今削っておけば、平常状態に戻った際にも効果が持続しますし、今の精神的なストレスも(少しかもしれませんが)和らぐと思います。

 私自身も格安スマホをその機能も含めて現在比較中です。おうちじかんというボーナスタイムがたっぷりある今、ぜひ取り組んでみてください♪


 


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