「会社員」だからこそ得られたこと
私は社会人最初の3年間は地元の地方公務員として勤務し、その後は現在まで会社員として民間企業でキャリアを重ねています。
そんな「会社員」として過ごしてきた中で得られたことを、noteさんのコンテストに乗っかる形で、せっかくの機会なので振り返ってみたいと思います。
全国の多様な地に行けたこと
最初の転職(公務員→民間企業の会社員になったとき)からコロナ前までの間、比較的全国を駆け回る仕事をしていました。
出張が多く、連日新幹線や飛行機にばっかり乗ってて、東西南北いろいろな都道府県に行っていました。月の交通費が20万を超えることもあり、国内だけなのにこんなにいろいろなところに連日行けるのは「会社員」だからこそだな、と今でも改めて思います。
※フリーでも出来るかもしれませんが、会社から決済用のカードや移動用のEXカード等が当時支給されていて、会社員ならではの恩恵を存分に受けていたと思っている。
色々な仕事のチャンスをもらえたこと
まだ何の実績もない頃(つまり公務員→民間企業の会社員へ転職したばかりの頃)、目の前の仕事をこなすことに必死でしたが、今思えばやる仕事があったことはとても恵まれていたことだったと思います。
体力的にも心理的にもしんどいと思うときは多々ありましたが、今思えば当時の上司も少なからず配慮して、当時の自分に少しストレッチをかけた仕事のチャンスをくれていたな、と思います。
今では仕事を創出することの大変さや大切さを痛感している今日のこの頃ですが、いろんな仕事のチャンスがごろごろ転がっていて、それに挑戦できるという環境は「会社員」ならではだと思います。
※もちろん、その会社の置かれている状況だったり仕組みにもよりますが。ひとりだけでビジネスをするのに比べたら、「会社員」であることでぐんっと仕事のチャンスは広がっていると思います。
会社員だから出会えた社内外の人たち
これが一番大きい。
その会社にそのタイミングだからこそ出会えた人たち。
中の人でないと出会えなかった人たち。
上司、同僚、隣(もしくは全然異なる)部署の人たち、取引先、取引先の関係者etc.
「会社員」であったことで出会えたご縁がたくさんあります。
衝突等のネガティブなことから、時には涙を流すほどのうれしい言葉をくれた人たちまで…すべての要素があって今の自分がある。
いいこともわるいことも全部ひっくるめて、結果良かったという状態までなっているので、一番の財産だと思っています。
※辞めてから仲良くなった人もいたり、ほんとう面白いご縁です。
今ではフルリモートで全国のユニークなメンバーと働けるまでになっていて、本当に「会社員」というものをやっていて得られたご縁が貴重であることを噛みしめています。
以上です。
「会社員」という恩恵をフルに活用して得られることは、その会社の福利厚生というよりは、「仕事のチャンス」と「仕事上でかかわる人とのご縁」に尽きるなと思っています。
もしかしたら今後も「会社員」でありつづけるかもしれないし、そうでないかもしれません。いずれにせよ、ここまで積み上げてきたものはきっと今後も活かせるだろう、とポジティブに捉えて、まずは「会社員」を邁進していきます!