「自分自身が最大の敵」を考える

「自分自身が最大の敵」という言葉があります。

よく言われる言葉で、自分もTwitterをやっていてよく見かけます。

今回気づいたのもある方のツイートが原因でした。

今回はこの言葉の怖さや気を付けたいことについて書きたいと思います。

たいがいは「邪魔者」という意味合い

たいがいは誘惑や弱気や現実逃避など「邪魔者」を指すことが多いですね。何かを成し遂げたければ、その目標達成を阻む自分自身は最大の敵という論調。

人間は変化ではなく現状維持を求める傾向が脳の機能としても存在するので、ある意味間違ってはいません。

怠惰な自分を作り上げるのは自分であると。・・・確かに!

「攻撃者」の側面も

しかし悲しいかな、人は苦しい状況になると攻撃的になりやすいです。

そしてその攻撃の標的は他人だったりする方も多いですが、自己肯定感が低い場合だとその標的は・・・「自分自身」!

そうなると、内側からガード不能な強烈な「攻撃者」という側面を持ってきます。

皮肉にも「最大の敵」の意味合いが変わってしまう場合があるのです。

実は・・・

実は自分は先月まで前者も後者もどちらの意味合いで苦しんでいました。

自分を自分で責めたててしまった。

その理由は自分の気持ちに逆らい続けた上にパワハラを受けて、自信を喪失してしまったことでした。

こういう時は実は前者と後者がタッグを組んで、自分を攻撃してしまうんです。自分の弱さをその言葉でより強く認識し、それを理由に自傷をする・・・

忘れないで欲しいこと

しかし忘れてはならないのは「自分自身が最大最後の砦であり守護者」でもあること。

家族や友人、恋人なども自分を助けてくれるかもしれませんが、最終的にはどんな状況でも自分の傍にいるのは自分しかいません。そしてそれを活かせば最大の味方にもなります。

それゆえに自分が自身を責めてしまうと、戦いでたとえると頼りにしていた戦力が裏切って攻撃を繰り返す状態です。油断しているので防衛網なんてありません・・・きついですよね、この状況。

正直本当に先月の自分の精神状態は厳しかったです。まさにパワハラで戦力ダウンしている上に内紛が起こって、核が攻められているのですから。

なんとか今回はその危険を感じて難を逃れましたが、人によっては陥落してしまう可能性も十分にあります。

言葉を表面だけでとってしまうと、自分を追い詰めることにもつながることに注意してください。

特に意識高い系とか自分の地位を高めようと強い言葉を発する人が多いと影響を受けやすいです。状況に合わせて、自分の意識に作用させていきたいものです。

これを読んだあなたがこの言葉で苦しんだ時に自分自身で救うことができるわずかばかりのきっかけになれば幸いです。

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はいみ
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