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鑑定業を通じて詐欺被害を減らす
ご覧頂きありがとうございます。
HighLowです。
今回は初のコンテスト参加ということで、note公式からお知らせがあった、さわかみ投信様とのコラボ企画に参加します!
テーマは『 かなえたい夢 』ということで、普段弊社が発信している事が、どんな意味を持っているのかについて書き留めようと思います。
鑑定士を続ける意味とは
鑑定士として目覚めた日
多種多様な仕事がある中で、何故鑑定士を選ぶことになったのか。
切っ掛けはやはり、お客様からの感謝の言葉でした。
『 以前売却した時は二束三文の値段だった 』
『 突然家に来られて、気が付いたら売ることになっていた 』
『 本物だと思って買った物が偽物だと言われた 』
枚挙にいとまがないくらい、同じようなお声を日々聴かせて頂いています。
お客様のお役に立てた時、初めて鑑定士になる決意をしたのでした。
被害者の生の声
被害者の方から、泣き寝入りするしかないですかと相談を受けたことも多々ありまして、売った後に何百万とする物だったと気付いた事や、買った後に偽物だった事などのお話を聴かせて頂きました。
商売だからとか、騙される方が悪いとか、そんな世の中では誰も信じる事が出来なくなってしまう世の中が来てしまいますよね。
ましてこれは、ゲームやアニメじゃなくて現実ですから、こうして騙されてしまった人達の中には命を落としたり、苦しい生活を余儀なくされた方々がいるんです。
人生をかけて鑑定士をする意味は、自身の生活を守るだけでなく、こうした被害を少しでも防止・抑制したいという意思を込めて取り組んでいます。
蔓延する悪徳商法
信じられないと思ったのは、素人を装い商いをする業者が蔓延した事です。
『 当方素人なので、詳しいことは分かりません 』
『 ノークレーム・ノーリターンでお願いします 』
『 並行輸入品の為、真贋の保証は致しかねます 』
何故、このような無責任な状態で人に物を高く売ろうとするのか…
自分が同じ立場になったらどう思うのか、という考え方が少なくなり、得が出来ればそれで良いという思考が広まってしまいました。
鑑定業を通じて成し遂げるべき目標
相見積をなくす
昨今の買取業界では相見積をするのが当たり前となりました。
何故、相見積に行くのかというと、目の前の鑑定士の言う事が信じきれないから、ということに尽きると考えています。
そしてそれは、前述したような被害が多数出て、その体験が共有されてきたからです。
売るか売らないか、買うか買わないかを決めかねて、検討を重ねるのは悪いことではありません。
それでも、信じられないから2~3店舗行きたいという方が増えているのは、鑑定業界が利益欲しさに買い叩きを続けてきたからです。
そして信じられる世の中へ
物の売買の岐路というのは、日々誰しもが立っている場所です。
今晩の食材にはじまり、ご褒美のハイブランド品に至るまで、その品や代金は様々ですが、今以上の知識と経験を積み、納得のいかない取引を少しでも世の中から減らしていくことで、信じられる世の中にしていきます。
今後とも、皆さまの応援を宜しくお願い致します。