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デザインから始めるDX推進。WeWork主催のDXサミットに登壇しました

昨日、私たちアーキビジョンが入居するWeWork Hareza Ikebukuroで開催された「3 DAYS FUTURE TALK presented by WeWork」のDay3、DXサミットに登壇させていただきました。

DX課題を持つ企業、DX課題の解決ソリューションを持つ企業が、一堂に会したトリにふさわしいイベントとなりました。その様子を当日のピッチスライドを交えて報告したいと思います。

公式フォトグラファー、オーウェンさんありがとう!

体験が良くなければDXは成立しない

「なぜデザイン会社がDX?」 という疑問に3分間で答えるのが今回の私たちのミッションです。手始めにDXという広大な宇宙の中には、さまざまな体験(eXperience)が渦巻いており、その「X」が好循環しない限り、DXは成立しない、という私たちの考えを共有しました。

デジタルプロダクトにおける「X」の循環

現金から電子マネーへ(Good DX)

皆さんが自分ごとに置き換えやすいところからスタート。財布からお札や小銭を取り出すことなく、ICカードやスマホといったデバイスで支払えるようになりました。これにより、利便性が向上したり、セキュリティが強化されたり。事業者視点では消費者の経済活動がデータ化されることで、より豊かな体験を生み出す数値的根拠が得られるようになりました。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによる良いDXの例です。

手書きから入力フォームへ(Good DX)

ソフトウェアによる良いDXの例です。手書きの申請用紙などから入力フォームへ変わったことで、時間の節約、アクセス容易性の向上、入力ミスの減少やペーパーレス化、データの統合と管理の効率化が進みました。

手書きから入力フォームへ(Bad DX)

先ほどと同じ話ですが、入力フォームが使いにくい場合、DXにはならないという話です。なぜならアナログよりも面倒になっているからです。不可解な入力項目の分離、入力文字種の制限、謎のエラーメッセージなど。デジタル化したはずが「これなら手書きのほうが早い」とユーザーに感じさせてしまったらアウトでしょうと

悪い体験はブランド崩壊を招く

私たちの事例を元にお話ししました。例えば、ある店舗でテレビの在庫を確認したとします。その際に従業員が業務システムの使いにくさのせいで、スムーズに在庫情報を得られないと、顧客は次第に待ちきれなくなり、ほかの店舗に行ってしまう、すなわちブランドの乗り換えは、いとも簡単に起こり得るという話をしました。一度、離れた顧客は、ほぼ二度と戻ってきません。

だからこそアプリのデザインに目を向けて欲しい

アプリであれ、業務システムであれ、それらDXソリューションが使いにくいことを放置しておくと、顧客離れが起こりブランドが崩壊する。だからこそデザインにもっと目を向けてほしい、というメッセージでピッチを終えました。

WeWorkが活気を取り戻したイベントだった

スマートシティ、モビリティ、DXの3テーマのシリーズイベントは大盛況で終幕しました。ウィズコロナ時代のWeWorkが、コミュニティを本気で取り戻そうという意気込みが感じられるイベントシリーズだったと統括したいです。良い出会いと交流の時間がたくさんありました。

いまの時代にあるべき姿を見つけようと動き始めたWeWorkを、長年入居しているメンバーとしてこれからも応援していきたいです。

デザインによるDX推進の第一歩にぴったりなHighlight
身近な事例は皆さんが前のめりになるのを感じました
一度失った顧客は二度と戻ってこないという話にドキッとした方も
交流の時間で登壇企業とディスカッション
WeWorkの池袋2拠点のフクロウは実はアーキビジョンのデザインです
豪華ケータリング!

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運営会社
アーキビジョン株式会社
https://archvision.jp/

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