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命をつなぐHOME 〜社会福祉法人に訪問〜

鳥取県の鳥取駅近くに、
社会福祉法人「鳥取こども学園」があります。

この施設は実に多様な受け入れを
実現している場所です。

私がここに来た理由は、
将来的に里親になったり
養子縁組をしたいと考えているから。
(不妊症だからという訳ではありません)

実現できるかは分かりませんが、
現在の子供たちが置かれている状況や
養親になったり里親になる為に
必要な事などを聞きに
この施設を訪問することにしました。

ここでは、
乳児から児童までを包括的に受け入れており、
乳児院や保育園、体育館や広場、寮、

さらに、
近隣の学校の分校なども施設内にあります。

また、
短期間だけ家族で住める「ゲストハウス」
一泊から利用できる「一時預かり所」など、
様々な状況に対応出来るように
工夫されています。

今まで、
こういった施設があるということを
調べるまで全く知りませんでした。

それに、
私がネットで検索していたワードは
「孤児院」や「乳児院」という
未知の領域だったので
正直、戸惑いの感情が大きかった。

でも、この施設にきて
こんなに幅広いと知ってビックリ。
子供たちはこの施設に来ると
驚くほど元気になるそうです(^^)

現在、
鳥取県にある社会福祉法人で
預かっている子供は250人ほど。

その内の50人ほどが里親さんの元で
暮らしているみたいです。

しかし、
鳥取県で登録されている
里親希望者は「96人」なので、
里親になれていない状況のよう。

その理由は実にさまざま。

行政との手続きで時間がかかるのと、
里親に預けたい子供に障害があって
マッチングが厳しい場合もあったり、
実の親を説得して里親に預けたり養子縁組の話を進めていくのが相当難しいそうです。

親の中には当然、
子供と一緒に暮らしたいと思ってる方も。

でも、育てたくても経済的に困窮したり
精神的に参っていたり
DVなどの家庭環境で無理だったり
知的・精神的・肉体的障害に陥っていたりと、
理由は各家庭で多様さを極めています。

この施設の所長さんはこう言います。

「児童養護施設には、子供をケアしてくれる職員は何人もいます。でも、施設職員は毎日24時間、子供と一緒にいてやれないのです。当たり前に『おはよう』とか『おやすみ』が言える
家庭の温もりがここにいる 子供たちには必要」

だと。

次の日も同じ家で
里親と一緒にいれるという、
子供にとって非常に大事な安心感。
この安心を子供たちに与えてあげたい。

実の親と一緒に暮らしたいけど
暮らせない子供の気持ちは複雑ですが
それでも実の親じゃない大人であっても
一緒に生活して自分の面倒を見てくれたり、
同じ家にいることで、
不思議と親子みたいな絆というか
そういう認識が湧くことも。

例え、
その時はそういった理解ができなくても
その家を出てから数年後に気づいたりもする。

私は家を出て社会人になって、
その有り難みを感じた一人です。
あの時の感謝を施設で待っている
子供に還元することが恩返しに
なるとずっと思っています。

ということで、

子育てで限界を超えて我慢している親御さん!!

全国に乳児院や児童養護施設はあります。
もしかしたら、
役所の児童相談所より相談しやすいかも
知れないとの事なので
気軽に相談して、
施設に一時的に預かってもらったり
里親に預けたりして

大切な命をつなげていきましょう!!
「私もいずれ父になる」

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