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失恋から若者を救うのは、時間でも友だちでもない。まさかの「政府」
これは日本でも民間が出来る補助金事業になりえるね。
少子高齢化の問題へアプローチやDVなどの問題も男女間の問題解決に国が支援ってことだよね。婚活も色々はあるけども、これは別視点からのアプローチ出来るかもね。
命の電話の恋愛版になるのかな?
しかしあのニュージーランドがDVが先進国で多いとは意外だった・・・。
ニュージーランド政府が、キャッチフレーズ「#OWNTHEFEELS(自分の感情を大切に)」を掲げ、失恋に苦しむ若者の立ち直りを支援する取り組み「Love Better」を開始した。
ちょっとお節介が過ぎるのでは?……と思うかもしれない。
が、その実ニュージーランドは、先進国のなかでも家庭内暴力や性暴力の報告率がもっとも高い国のひとつ。つまり「Love Better」は、それらの問題撲滅のために開始された取り組みでもある。
内容を簡単に説明すると、社会開発省(MSD)が若年層を支援するオークランドの慈善団体「Youthline」の支援を受けて運営するプログラムで、テキストや電話、メールなどで若者と連絡を取り、アドバイスの提供などを行っているそうだ。
では、実際にどれくらいの若者が失恋に苦しみ、助けを求めているのか。
2022年、ニュージーランドのコンサル企業「KANTAR」が実施した調査によれば、16歳から24歳までの約62%に破局・失恋の経験があり、その約72%が「何か悪い経験をした」という結果が判明。さらに、「人間関係のトラブル」こそが若者が助けを求める主な理由の1つであるという。
個人の恋愛に政府が介入。字面だけ見れば違和感しかないが、こういった取り組みや研究による若者たちへのアプローチが、結果的に傷ついた彼らを救い、その後の人間関係の改善に役立つとすれば……じつに画期的と言えよう。
誰もが経験するかもしれない、失恋。
その傷を癒すのは、時間や友だちだけじゃなく、政府。
いつか、それがスタンダードとなる日がやって来るかもしれない。