Q.「あなたの仕事はなんですか?」
「売り上げを上げたい」「収入を増やしたい」など、会社にしても個人でもこういう考え方で仕事をしている人は多いだろう。
私自身の昔話しです。
20代後半で経営コンサルの会社にヘッドハンティング話を持ち込まれたことがある。「いい人材がいるから」と知り合いが勝手に紹介した話なんだが・・・・。
当時自営業3年目でその知り合いのある事業的なことをお手伝いした時に気に入って頂いた様で、その後もご家族とはお付き合いをさせて頂いた。
ある時「面接だけでも行ってくれないか?俺の顔もあるし」とのお話に、「じゃぁ行くだけですよ」と、のこのこ出かけた時の話です。
一応面接的な形らしいので、それなりの服装で出掛けた。
その会社東京本社の会社で、経営コンサルタント会社をもコンサルに訪れる会社で、事業内容も顧客もユニークだった。
会長・社長・専務・常務という仲間的な繋がりの組織だった。
会社受け付けで挨拶と事情をお話ししその後、特別面接みたいで幹部の部屋に案内されテーブルに着いた。
面接にはやや強面の専務さんが待っていました。
そこでの会話は挨拶以外、この一言「あなたの仕事はなんですか?」そして「今この場で答えないでください」
はぁ〜?自営業で紹介者から聞いているんじゃないの?と、当初は思いました。
そして「1週間後もう一度お越し頂き、質問への回答をお願いします、今日は遠いところわざわざ有り難うございました」と言われ部屋を追い出された感じ・・・。
なにこれ?(笑)
帰りの道すがら紹介者へ電話で報告したら「わっはははは、やっぱりそうか。1週間自分のやっている仕事を考えさせちゃうんだな(笑)相手はコンサル業で業種自体はわかってるだろう、その上で回答をしてあげなさい、あなたなら出来るから頑張って!」ってあのぉ〜形だけの面接でなんで苦しまなければいけないのか、と(笑)
1週間後
行ったさ、これが最後だろうしと気楽な気持ちで、もちろん最高の答えを持参して。
専務さんが今日はニコニコしながら応接室で待って頂いてました。
「今日を楽しみにしてましたよ」と言われ、「この1週間仕事について色々考える時間を作って頂き本当に感謝します。」と、そしていよいよ来ました「あなたの仕事はなんですか?」専務ニンマリ。
「ご質問に感謝します(深々と頭を下げて)」「私の仕事は◯◯◯◯です!」
専務「合格!」
さてみなさん◯◯◯◯に入る言葉がわかりますか?
みなさんも経営者であれ、社員であれ、非正規雇用であれ、自営業であれ、立場が違えど共通の言葉です。
専務は言いました「回答はその1つしかない、それを知っているならコンサルは可能である」と言われ、その後は丁寧に入社はお断りをしましたが、お付き合いはしばらく続きました。
回答知りたいですよね?
1週間考えますか?(笑)
続きは明日回答編を書かせて頂きます。
その答えから、売り上げや収入がなぜ上がらないのか、などの売り上げや事業へのヒントになればと思います。
もったいぶるようですが、そうではなくあなたがしている仕事とはなんなのか考える時間があったほうが今後仕事に取り組む意味を知って頂きたいのです。
聞いている相手は60代で大体の業種を把握し、その知識は一般人よりも詳しく知っている事は伝えておきますね。
売り上げを上げたケーキ屋さん、社員に信頼させ会社を立ち直らせた話など、この専務さんから聞きました、業績を伸ばした答えは同じでした。
では明日!